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【2027年3月期2Q決算】キオクシアは今回も大きく増収

   
【2027年3月期2Q決算】キオクシアは今回も大きく増収
   

キオクシア(285A)は東芝から分離したNAND専業の企業だ。数年間の価格低迷ののち、昨年後半からの需給ひっ迫でNAND価格は上がり、つられて株価は一時11万円まで上げた。
今は最高値の1/3程度となり株式分割で1.5万円前後だ。今回も増収だ。

決算のまとめはこちら。

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決算サマリー

キオクシアはNAND専業のメーカーだ。半導体企業では日本で最大の規模となり、NANDを使うスマホやPC用のSSDに使われる。近年はAI特需のためデータセンター向けのSSDの需要が高く、高性能な商品を中心に需要が高まっている。AI需要はこの先どうなるかわからないが、しばらくは好調が続きそうだ。

赤字は今回更新。単位は億円。


2026年3月期2027年3月期
第1四半期
2027年3月期
中間期累計
2027年3月期
第3四半期累計
2027年3月期

状況
確定確定確定予想


売上収益
23,376.317,671.242,471.567,471.5

営業利益
8,703.712,700.232,647.352,597.3

中間利益
7,841.08,421.721,978.851,833.9

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
5,545.08,421.721,978.735,578.7


前年同期比

売上収益
+37.0%+415.5%+436.8%

営業利益
+92.7%

中間利益
+111.5%

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
+103.6%


1株当たり純利益
1024.07円1539.91円1349.33円

通期配当
0円0円90円90円90円

株価
44450円46500円13470円円円

配当利回り
0.0%0.0%0.7%

配当性向

PBR
18.15 4.35

PER
6.62 15.77

2026年3月期

状況
確定


売上収益
23,376.3

営業利益
8,703.7

中間利益
7,841.0

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
5,545.0


前年同期比

売上収益
+37.0%

営業利益
+92.7%

中間利益
+111.5%

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
+103.6%


1株当たり純利益
1024.07円

通期配当
0円

株価
44450円

配当利回り
0.0%

配当性向

PBR

PER

2027年3月期
第1四半期

状況
確定


売上収益
17,671.2

営業利益
12,700.2

中間利益
8,421.7

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
8,421.7


前年同期比

売上収益
+415.5%

営業利益

中間利益

親会社の所有者に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益
1539.91円

通期配当
0円

株価
46500円

配当利回り
0.0%

配当性向

PBR
18.15

PER
6.62

2027年3月期
中間期累計

状況
確定


売上収益
42,471.5

営業利益
32,647.3

中間利益
21,978.8

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
21,978.7


前年同期比

売上収益
+436.8%

営業利益

中間利益

親会社の所有者に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益
1349.33円

通期配当
90円

株価
13470円

配当利回り
0.7%

配当性向

PBR
4.35

PER
15.77

2027年3月期
第3四半期累計

状況
予想


売上収益
67,471.5

営業利益
52,597.3

中間利益
51,833.9

親会社の所有者に帰属
する当期純利益
35,578.7


前年同期比

売上収益

営業利益

中間利益

親会社の所有者に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益

通期配当
90円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

2027年3月期

状況


売上収益

営業利益

中間利益

親会社の所有者に帰属
する当期純利益


前年同期比

売上収益

営業利益

中間利益

親会社の所有者に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益

通期配当
90円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

配当が出た。

決算詳細

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算 出典:キオクシア 以下同じ

業績ハイライト。
過去最高の売上、利益だ。

増収の要因は以下の通り。

  • 生成AI向けデータセンター需要が急拡大 → 平均販売単価が大幅上昇
  • 出荷量(記憶容量ベース)が増加
  • 為替(円安)が追い風

 
AIサーバー向けSSD・ストレージ需要が爆発的に伸び、売上は約5.4倍に増加した。

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増益の要因は以下のとおり。

  • 営業利益が大幅改善(1,308億円 → 32,647億円、+31,339億円) → 単価上昇+出荷増の増収効果
  • 税引前利益も大幅改善(840億円 → 32,034億円、+31,194億円)
  • 為替差益の寄与(ドル円:146円 → 160円)

 
AI需要による高収益化で、純利益は約37倍に増加した。驚異的だ。

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

2Q決算は計画値を上回った。

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

用途別の販売実績。
SSD、ストレージ向けが主力だ。中でもデータセンター向けが大きく、AIサーバーの需要増で物量も単価も上がっている。

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

販売実績は、右肩上がりだ。前年同期の6倍だ。

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

NAND市場は言うまでもなく需給環境が厳しく高値が続く。おかげでPCやスマホの販売台数が減っているという。インテルの不調はここから出ているようだ。
そういえば、2012年あたりにもタイの洪水でHDDが不足したときもPCが売れなかったっけ。今回も同じ様相になっている。

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

岩手の北上工場に新製造棟を建てる計画だ。2029年度中に稼働するという。これが建つと四日市にも土地はないはずだから別の工場用地を取得するのかもしれない。

通期予想

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

通期予想は出てないが、3Qの予想は出ている。

  • AIサーバー向け需要は継続して旺盛
  • ただし 為替悪化を見込むため、2Qと同水準の利益を予想
  • 市況は強いが、為替とコスト要因で慎重姿勢

 
通期は大幅増収増益見通しだが、3Qは2Qと同水準の着地を想定している。おそらく上振れするのだろう。

株主還元

キオクシア 2027年3月期2Q決算

キオクシア 2027年3月期2Q決算

中間配当を開始。90円だ。8月に自社株買いを8,000億円実施しており、今後も余剰キャッシュを用意している。

資料はこちら。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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