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【2027年3月期2Q決算】富士通は増収減益 株価は下落

   
【2027年3月期2Q決算】富士通は増収減益 株価は下落
   

2Q決算は売上は好調だが、日立と同じく富士通(6702)も増収減益だ。日立は前年度の利益の反動だが富士通はどうだろう。

富士通のまとめはこちら。

決算のまとめはこちら。

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決算サマリー

1Q決算の記事はこちら。

ITのNEC、日立、富士通は3社とも増収だが、利益の方は様々だ。今期はAI関連の投資で差がつくのかもしれない。

赤字は今回更新。単位は億円。


2026年3月期2027年3月期
第1四半期
2027年3月期
中間期累計
2027年3月期
第3四半期累計
2027年3月期

状況
確定確定確定予想


売上収益
35029.7 7793.8 16263.6 35100.0

営業利益
3483.3 525.3 1076.0 4150.0

当期利益
4546.4 407.2 841.4

親会社株主に帰属
する当期純利益
4494.1 401.3 825.8 3100.0


前年同期比

売上収益
-1.3%+3.9%+3.8%+0.2%

営業利益
+31.4%+56.9%+2.1%+19.1%

当期利益
+95.9%-76.7%-68.3%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+104.5%-76.6%-68.5%-31.0%


1株当たり純利益
254.83円23.13円47.68円182.43円

通期配当
50円55円55円55円55円

株価
3693円3902円4322円円円

配当利回り
1.4%1.4%1.3%

配当性向
19.6%30.1%

PBR
3.34 3.70

PER
21.84 24.08

2026年3月期

状況
確定


売上収益
35029.7

営業利益
3483.3

当期利益
4546.4

親会社株主に帰属
する当期純利益
4494.1


前年同期比

売上収益
-1.3%

営業利益
+31.4%

当期利益
+95.9%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+104.5%


1株当たり純利益
254.83円

通期配当
50円

株価
3693円

配当利回り
1.4%

配当性向
19.6%

PBR

PER

2027年3月期
第1四半期

状況
確定


売上収益
7793.8

営業利益
525.3

当期利益
407.2

親会社株主に帰属
する当期純利益
401.3


前年同期比

売上収益
+3.9%

営業利益
+56.9%

当期利益
-76.7%

親会社株主に帰属
する当期純利益
-76.6%


1株当たり純利益
23.13円

通期配当
55円

株価
3902円

配当利回り
1.4%

配当性向

PBR
3.34

PER
21.84

2027年3月期
中間期累計

状況
確定


売上収益
16263.6

営業利益
1076.0

当期利益
841.4

親会社株主に帰属
する当期純利益
825.8


前年同期比

売上収益
+3.8%

営業利益
+2.1%

当期利益
-68.3%

親会社株主に帰属
する当期純利益
-68.5%


1株当たり純利益
47.68円

通期配当
55円

株価
4322円

配当利回り
1.3%

配当性向

PBR
3.70

PER
24.08

2027年3月期
第3四半期累計

状況


売上収益

営業利益

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益


前年同期比

売上収益

営業利益

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益

通期配当
55円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

2027年3月期

状況
予想


売上収益
35100.0

営業利益
4150.0

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益
3100.0


前年同期比

売上収益
+0.2%

営業利益
+19.1%

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益
-31.0%


1株当たり純利益
182.43円

通期配当
55円

株価
円

配当利回り

配当性向
30.1%

PBR

PER

決算詳細

富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算 出典:富士通 以下同じ

決算概況。サービスソリューションは好調だが、連結では減益だ。

増収の要因は以下の通り。

  • サービスソリューション(Uvance)事業の拡大
  • ハードウェアソリューション(ネットワーク・システムプロダクト)での増収
  • セグメント間取引消去を含めても全体として増収傾向

 

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減益の要因は以下の通り。

  • 前期に計上された非継続事業(デバイスソリューション)の利益1463億円が今期はゼロ
  • 持分法投資利益が 453億円 → 32億円 と大幅減
  • 事業再編・構造改革費用の増加

 
これら一過性要因により大幅減益となった。

富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算

事業別セグメント。ハードウェアとユビキタス事業の営業利益が減っている。

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富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算

採算性の改善はどの企業でも重要なことだ。富士通はAIによる開発を導入している。これを進めて生産性を上げて、採算をよくしていく方針だ。

富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算

フィジカルAIについても関係する会社と連携し、事業を検討しているようだ。すでに他の企業も始めており、やってくる人口減少の時代に労働力を確保することは急務だ。

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富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算

そして量子コンピューティング。国内ではNECが撤退しており、数少ない企業だ。
量子コンピュータの社会は確実にやってくる。その時に外国製品しかないと経済安全保障の点で問題になるので、富士通の開発継続に期待だ。

中計の状況

  • Uvance(サービスソリューション)を中心とした事業構造転換を継続
  • グローバルでの エンタープライズ/パブリック領域の拡大
  • ICT基盤(ハードウェアソリューション)とクラウド・コンピューティングの強化
  • 事業セグメントごとの収益管理を継続し、調整後営業利益(本業の実力値)を重視した経営管理 を実施

中期計画の柱である「サービス事業の拡大」「構造改革」は継続して進めている。収益力改善のための再編費用が今期も発生している点が特徴であり、重しになっている。

通期見通し

富士通 2027年3月期2Q決算

富士通 2027年3月期2Q決算

通期上方修正している。大きく上げてないのは慎重なのだろう。
進捗率は25%前後と低い。下期に挽回するつもりと思うが、期待通りに行くかは経済の状況次第かな。この先どうなるかと懸念がある。

資料はこちら。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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