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【2027年3月期2Q決算】日立は増収減益 通期上方修正と中間配当を増配

   
【2027年3月期2Q決算】日立は増収減益 通期上方修正と中間配当を増配
   

ITサービスを提供する各社の2Q決算は今回もまあまあ好調と予想しているが、富士通はいまいちだった。日立製作所(6501)も増収減益だ。通期予想を上方修正し、中間配当を増配。

決算のまとめはこちら。

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決算サマリー

1Q決算はこちら。

赤字は今回更新。単位は億円。


2026年3月期2026年3月期
第1四半期
2026年3月期
中間期累計
2026年3月期
第3四半期累計
2026年3月期

状況
確定確定確定予想


売上収益
105867.8 27095.9 56140.3 120000.0

営業利益
11992.8 2942.9 6432.6 14500.0

当期利益
8514.3 2031.5 4453.0 9850.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
8023.7 1894.5 4166.2 9200.0


前年同期比

売上収益
+8.2%+20.0%+17.3%+13.3%

営業利益
+23.4%+39.5%+26.6%+20.9%

当期利益
+29.6%+1.4%-9.8%+15.7%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+30.3%-1.4%-11.9%+14.7%


1株当たり純利益
176.76円42.24円93.20円206.41円

通期配当
50円28円32円32円32円

株価
5356円4957円5620円円円

配当利回り
0.9%0.6%0.6%

配当性向
28.1%28.1%

PBR
3.40 3.85

PER
26.16 26.57

2026年3月期

状況
確定


売上収益
105867.8

営業利益
11992.8

当期利益
8514.3

親会社株主に帰属
する当期純利益
8023.7


前年同期比

売上収益
+8.2%

営業利益
+23.4%

当期利益
+29.6%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+30.3%


1株当たり純利益
176.76円

通期配当
50円

株価
5356円

配当利回り
0.9%

配当性向
28.1%

PBR

PER

2026年3月期
第1四半期

状況
確定


売上収益
27095.9

営業利益
2942.9

当期利益
2031.5

親会社株主に帰属
する当期純利益
1894.5


前年同期比

売上収益
+20.0%

営業利益
+39.5%

当期利益
+1.4%

親会社株主に帰属
する当期純利益
-1.4%


1株当たり純利益
42.24円

通期配当
28円

株価
4957円

配当利回り
0.6%

配当性向

PBR
3.40

PER
26.16

2026年3月期
中間期累計

状況
確定


売上収益
56140.3

営業利益
6432.6

当期利益
4453.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
4166.2


前年同期比

売上収益
+17.3%

営業利益
+26.6%

当期利益
-9.8%

親会社株主に帰属
する当期純利益
-11.9%


1株当たり純利益
93.20円

通期配当
32円

株価
5620円

配当利回り
0.6%

配当性向

PBR
3.85

PER
26.57

2026年3月期
第3四半期累計

状況


売上収益

営業利益

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益


前年同期比

売上収益

営業利益

当期利益

親会社株主に帰属
する当期純利益


1株当たり純利益

通期配当
32円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

2026年3月期

状況
予想


売上収益
120000.0

営業利益
14500.0

当期利益
9850.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
9200.0


前年同期比

売上収益
+13.3%

営業利益
+20.9%

当期利益
+15.7%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+14.7%


1株当たり純利益
206.41円

通期配当
32円

株価
円

配当利回り

配当性向
28.1%

PBR

PER

期末配当は未定。

決算詳細

日立 2027年3月期2Q決算

日立 2027年3月期2Q決算 出典:日立 以下同じ

業績ハイライト。
前年同期比で売上収益が+15%だが、四半期利益は減益。通期では増収増益を目指す。

増収の要因は以下の通り。

  • デジタルシステム&サービス
    1,327,546 → 1,449,741百万円(+122.2億円)→ SI・クラウド・ITプロダクツが堅調
  • エナジー(電力・原子力)
    1,408,925 → 1,862,775百万円(+453.9億円)→ パワーグリッド事業が大幅増
  • モビリティ(鉄道)
    585,344 → 692,256百万円(+106.9億円)→ 海外鉄道案件が進捗
  • コネクティブインダストリーズ(産業機器・家電・空調)
    1,316,857 → 1,475,316百万円(+158.5億円)→ 半導体製造装置・空調が好調
  • 海外売上が大幅増(3,072,443 → 3,741,922百万円、+669.5億円) → 北米・欧州・アジアで二桁成長

 
全セグメントが増収、特にエナジーと海外事業が牽引。

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減益の要因は以下の通り。

  • 税引前利益が減少(680,169 → 629,934百万円、▲50.2億円) → 調整後営業利益は増加しているが、
    その他の収益が前年 96,918 → 今期 2,630 と大幅減(▲94.3億円)
  • 金融収益が減少(102,264 → 22,940百万円、▲79.3億円)
  • 持分法投資損益が減少(12,965 → 2,633百万円、▲10.3億円)

 

本業は増益だが、前年の一時的な金融収益・その他収益の反動で純利益は減少している。つまりは減益でも心配ない。

日立 2027年3月期2Q決算

日立 2027年3月期2Q決算

セグメント別の上期の実績と通期見通し。エナジー事業が貢献している。

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日立 2027年3月期2Q決算

日立 2027年3月期2Q決算

特殊要因を除いた、セグメント別の上期の実績と通期見通し。こちらでもエナジー分野が貢献している。

中計の進捗

  • デジタル事業の強化(Lumada)
    SI・クラウド・ITプロダクツが堅調
    産業分野SI事業をデジタルシステム&サービスに統合→ デジタル事業の収益基盤が拡大
  • エナジー事業の成長
    パワーグリッドが大幅増収→ 電力インフラ投資の拡大が追い風
  • モビリティ(鉄道)
    欧州・アジアで大型案件が進捗→ 海外鉄道事業が成長ドライバーに
  • コネクティブインダストリーズ
    半導体製造装置・空調が好調→ 産業機器・家電の収益力が改善
  • 事業再編(Astemo株式売却)
    持分法適用会社から除外→ ポートフォリオ再編が進捗

デジタル・エナジー・モビリティ・産業機器の4本柱が順調に成長している。

通期予想・株主還元

日立 2027年3月期2Q決算

日立 2027年3月期2Q決算

今回の決算では上方修正している。進捗率は50%に満たないが、下期の受注が多い見込みだ。
配当、自己株取得も昨年度よりも増額しているようだ。中間配当を計画から増配している。

資料はこちら。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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