EVの売り上げが予想を下回ることになって売り物がなく経営が悪化している日産(7201)。
ホンダとの経営統合の話が昨年末にあったが、2か月も経たずに破談になったらしい。
前回の記事はこちら。
日産はEVにシフトしていたが、トランプ大統領は石油に戻れと号令している。USだけでなく他の地域でもEVよりもガソリン車、HVに需要が戻っている。
確かヨーロッパもEVへの完全シフトの計画を後送りにした。
EVは中国が強い。日産のEVを売る地域がもはやない。
このため大幅な減益を決算で開示した。
そこにホンダが経営統合すると話が出たのだが、三菱自動車は合流しない、統合比率でもめる、ついにはホンダが日産を完全子会社にすると言い出して日産が経営統合を拒否するようになったようだ。
ホンダの子会社化の提案を蹴った日産の取る道は少ない。自主再建はもはや不可能だろうから、どこか大きな自動車会社と合併するしかないだろう。
しかしEVを欲しがる会社はないだろう。元さやのルノーに戻るか、トヨタのような巨大企業に吸収されるか、あるいは噂があった鴻海に買われるか。
報道を受けて、年末には550円くらいだった株価は下げ、5日の日産の終値は386.9円。明日も下げるだろう。
ホンダは逆に上げたようだ。
日産のこれからは暗い未来しか今は見えない。復活できるのかな。
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