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【2027年3月期2Q決算】NECは増収増益 通期上方修正

   
【2027年3月期2Q決算】NECは増収増益 通期上方修正
   

ITサービスを提供する各社の通期決算は今年度も好調と予想しているが、NEC(6701)も例外ではない。1Qに続いて増収増益、通期上方修正している。

NECのまとめはこちら。

決算、株主優待など個別株情報のまとめはこちら。

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決算サマリー

前回の1Q決算の記事はこちら。

赤字は今回更新。単位は億円。


2026年3月期2027年3月期
第1四半期
2027年3月期
中間期累計
2027年3月期
第3四半期累計
2027年3月期

状況
確定確定確定予想


売上収益
35827.3 8197.7 17538.6 37400.0

営業利益
3599.1 587.7 1461.5 4600.0

当期利益
2733.2 499.8 1176.6

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
2702.3 497.0 1164.4 3100.0



前年同期比

売上収益
+4.7%+14.5%+11.7%+4.4%

営業利益
+40.3%+66.1%+23.3%+15.8%

当期利益
+48.0%+156.9+59.8%

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
+54.3%+157.4%+59.9%+10.8%


1株当たり純利益
202.95円37.47円87.78円233.53円

通期配当
38円40円40円40円40円

株価
4444円4613円5292円円円

配当利回り
0.9%0.9%0.8%

配当性向
18.7%

PBR
2.79 3.20

PER
21.47 24.63

2026年3月期

状況
確定


売上収益
35827.3

営業利益
3599.1

当期利益
2733.2

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
2702.3



前年同期比

売上収益
+4.7%

営業利益
+40.3%

当期利益
+48.0%

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
+54.3%


1株当たり純利益
202.95円

通期配当
38円

株価
4444円

配当利回り
0.9%

配当性向
18.7%

PBR

PER

2027年3月期
第1四半期

状況
確定


売上収益
8197.7

営業利益
587.7

当期利益
499.8

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
497.0



前年同期比

売上収益
+14.5%

営業利益
+66.1%

当期利益
+156.9

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
+157.4%


1株当たり純利益
37.47円

通期配当
40円

株価
4613円

配当利回り
0.9%

配当性向

PBR
2.79

PER
21.47

2027年3月期
中間期累計

状況
確定


売上収益
17538.6

営業利益
1461.5

当期利益
1176.6

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
1164.4



前年同期比

売上収益
+11.7%

営業利益
+23.3%

当期利益
+59.8%

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
+59.9%


1株当たり純利益
87.78円

通期配当
40円

株価
5292円

配当利回り
0.8%

配当性向

PBR
3.20

PER
24.63

2027年3月期
第3四半期累計

状況


売上収益

営業利益

当期利益

親会社の所有者に
帰属する四半期利益



前年同期比

売上収益

営業利益

当期利益

親会社の所有者に
帰属する四半期利益


1株当たり純利益

通期配当
40円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

2027年3月期

状況
予想


売上収益
37400.0

営業利益
4600.0

当期利益

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
3100.0



前年同期比

売上収益
+4.4%

営業利益
+15.8%

当期利益

親会社の所有者に
帰属する四半期利益
+10.8%


1株当たり純利益
233.53円

通期配当
40円

株価
円

配当利回り

配当性向

PBR

PER

決算詳細<

NEC 2027年3月期2Q決算

NEC 2027年3月期2Q決算 出典:NEC 以下同じ

決算のハイライト。2Q決算は増収増益。ITサービス。社会インフラともに大幅な増収増益。

NEC 2027年3月期2Q決算

NEC 2027年3月期2Q決算

決算の数字は上表の通り。

増収の要因は、

  • ITサービス事業が増収(1兆2,149.43億円 → 1兆3,305.01億円)
    国内通信事業者向けITサービスが好調
    Netcracker(米国子会社)事業が伸長
  • 社会インフラ事業も増収(2,964.09億円 → 3,565.29億円)
    海外向けソリューションが堅調
  • 北米・欧州・アジアで売上が大幅増
    北米:472.07億円 → 1,228.06億円
    欧州・中東・アフリカ:1,664.33億円 → 2,252.24億円
    アジア:1,080.85億円 → 1,314.80億円

 
CSG Systems International の買収効果と海外ITサービスの伸長が売上増を牽引した。

増益の要因は、

  • 営業利益が増加(1,185.70億円 → 1,461.54億円) → ITサービス・社会インフラの利益改善
  • 税引前利益が増加(1,154.34億円 → 1,421.98億円)
  • 法人税費用が減少(418.20億円 → 245.38億円) → 税負担軽減が純利益を押し上げ
  • 買収した CSG の利益貢献(売上812.59億円、中間利益59.18億円)

 

本業の増益と買収効果、税負担減で純利益は大幅増となった。
ただし、特別損失として、 海外ネットワーク機器再販事業と政府向けIT事業の譲渡決定に伴う費用、それから買収に関する費用で177億円の損失になっている。

NEC 2027年3月期2Q決算

NEC 2027年3月期2Q決算

2Qのセグメント別。
社会インフラの売上高、ITサービスの営業利益が好調だ。

中計の状況

  • グローバルIT事業の強化(進捗大)
    CSG買収で北米事業が急拡大
    Netcrackerとの統合でBSS/OSS領域を強化→ 海外売上比率が急上昇(特に北米・欧州)
  • 国内ITサービスの強化
    通信事業者向けITが堅調
    公共・社会インフラ領域の案件増加
  • 構造改革の継続
    不採算事業の譲渡(ネットワーク機器再販事業など)
    事業構造改善費用を計上しつつ収益性改善へ
  • M&A戦略の加速
    CSG買収(約3,608億円)→ 中期計画の「グローバル成長」を大きく前倒し

中期計画は、海外成長、国内IT強化、構造改革が進捗している。

通期予想

NEC 2027年3月期2Q決算

NEC 2027年3月期2Q決算

  • CSG買収による北米事業の拡大
  • Netcrackerとの統合効果(BSS/OSS強化)
  • 国内ITサービスの堅調
  • 構造改革費用の一巡で利益率改善

 
売上・利益ともに上方修正だ。海外IT事業が牽引している。

資料はこちら。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
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本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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