以前上場を取りやめたキオクシアHDが再度上場申請をしてまたやめていた。また同様の報道があったのでまたかなと思ったのだが、今度は本当にするようだ。
すでに上場の承認を得て、12月中に上場予定という。
前回の記事はこちら。
キオクシアは10月に上場を予定していたが、目指していた時価総額に届かないとして、見送った。
これでしばらくないのかなと思っていたら、急遽上場することにしたようだ。すでに上場の承認を得ている。
キオクシア 上場承認 2411 出典：ロイター
背景にはキオクシアの好決算がある。いままでは株式市況が良くない、キオクシアの業績低迷で公開価格が低くなる、という繰り返しだった。
今回は市況はよくないものの、年末にかけて上がっていく可能性は高く、またキオクシアの決算はよかった。
日経によれば、中間期決算は
2024年4〜9月期連結決算（国際会計基準）は最終損益が1760億円の黒字（前年同期は1891億円の赤字）だった。顧客の在庫整理が進み販売数量と単価がともに上向いた。人工知能（AI）向けの需要も取り込んだ。4〜9月期として最高益を更新した。
最高益を背景にして、今回は公開価格が高くなる期待があると踏んだのだろう。
キオクシアが22日に発表した情報によると、
募集株式数 21,562,500株
想定発行価格 1,390円
価格決定日 12月9日
上場日 12月18日
となっている。NANDフラッシュメモリの需要は高く、価格は底を打ったので今後数年の業績は期待できそうだ。それを背景にして発行価格のつり上げがあるのだろう。
さて、IPOに申し込んでみるか。
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