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【金利上昇】住信SBIネット銀行の定期預金の金利上昇 しかし住宅ローンも上がるかも

   
【金利上昇】住信SBIネット銀行の定期預金の金利上昇 しかし住宅ローンも上がるかも
 

住信SBIネット銀行(7163)が定期預金の金利上昇を発表した。合わせて住宅ローン金利の上昇の可能性も予告している。

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住信SBIネット銀行の発表

住信SBIネット銀行はご存じのとおりSBI系列のネットバンクで、実店舗がなく代わりに定期預金金利をメガバンクよりも高くしたり、他行への振込手数料無料の優遇を提供している。
自分自身もメインバンクではないが、かなり使い勝手がいいサブバンクとして使っている。

日銀のゼロ金利政策解除により各銀行が預金金利を上げているようだ。近日まとめたいが、住信SBIネット銀行が5月1日から金利を上げると発表したので、要約してみていく。

定期預金金利

他行と同じく定期預金の金利が上がる。

住信SBIネット銀行 定期預金金利上昇

住信SBIネット銀行 定期預金金利上昇 出典:住信SBIネット銀行 以下同じ

個人客の定期預金金利だ。一般的な1年定期の場合、年利0.03%だったものが0.1%になる。数年前はキャンペーンでついていた金利だ。
100万円預けて1年で1,000円利子がつく計算だ(ここから税金を引かれる)
90年代はまだ預金金利は数%だったから、まだまだ「銀行に預けても意味がない」状況に変わりはない。

ローン金利

一方でゼロ金利政策解除は預金、つまりユーザが貸す側だけでなく、ユーザが借りる側、つまりローンを使う場合にも適用される。ローンは主に住宅ローンだ。

住信SBIネット銀行 定期預金金利上昇

住信SBIネット銀行 定期預金金利上昇

短期プライムレート、短プラと呼ばれるが、短期の貸し出し金利があがって、1.775%になる。今までから0.1%の上昇だ。これは預金金利とほぼ同じだな。
短期プライムレートの金利は変動金利の住宅ローンや教育、自動車ローンに適用される。固定金利の住宅ローンは長プラに連動する。
これらについては、半年ごとに金利が決定され、翌月から新金利が適用される。
住信SBIネット銀行の場合は4月と10月に判定され、6月、12月の返済日翌日から新金利が適用される。
5月に変更された金利は10月まで4月の金利に戻らなければ(おそらく戻らないだろう)、2025年1月の返済分から金利が上がる。
一般的に返済額は毎月同じなので、金利上昇分だけ元本が減らない。となるとどこかで返済額が増えるか、返済期間が延びる。

住宅ローンの返済に困らないように金利動向を見定める必要がありそうだ。
今後も上昇が続くとみる人は固定金利への変更を検討すべき。借り換えも一つの手だ。
完済までそれほど期間がない場合は、繰り上げ返済をするか、金利上昇を甘受するかだ。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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