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【三菱UFJ銀行】紙通帳の2年超の記帳なしで通帳利用停止に変更 Eco通帳への切り替えを推進

   
【三菱UFJ銀行】紙通帳の2年超の記帳なしで通帳利用停止に変更 Eco通帳への切り替えを推進

三菱UFJ銀行が紙通帳の終了に向けて一歩踏み出した。2年超の記帳のない口座について通帳利用を自動的に停止する。

三菱UFJ銀行の発表

三菱UFJ銀行は、紙通帳を利用する個人、個人事業主の普通口座について、2年超の記帳なしの口座については通帳利用を停止すると発表した。9月2日より適用される。
ただしキャッシュカードが発行されてない場合は該当しない。(どんだけ古い口座なのだろう)

紙通帳はコストがかかるので、これをネットで明細を閲覧できるEco通帳に切り替えるよう促進する目的のようだ。

三菱UFJ銀行 紙通帳記帳 通帳利用停止

三菱UFJ銀行 紙通帳記帳 通帳利用停止 出典:三菱UFJ銀行

紙通帳が必要な場面

こうした決定が出てきたのは、紙通帳が不要になってきたということなのだろう。

例えば住宅ローンや何らかの融資を受ける際に、資産を確認するために通帳のコピーの提示が必要になることが多かった。
数年前にあった、スルガ銀行を舞台にしたシェアハウスローンの審査で残高を捏造したという話を覚えている人も多いだろう。その時は確か、通帳の画像を加工して、資産がたくさんあるように見せかけていたというような話だった。

この件のように、銀行の残高、明細をPCで取得してプリントアウトするだけでは加工できてしまうので証明にならない、という周知の事実だった。

この事情が変わったのだろうか。考えられるのは、マイナカード連携くらいだが、あれは政府機関は残高を見ることができても金融機関は他社にある資産まで見ることはできないだろう。今は何で確認するのだろうか。

ローン審査で必要なものは何か

住宅ローンであれば、年収を証明するものと、借金の有無だろう。
前者はサラリーマンなら源泉徴収票、自営業なら確定申告書で明らかになる。後者は信用情報機関に問い合わせればスマホの分割払いからわかる。

では事業のための融資の場合はどうなのだろう。三菱UFJ銀行で見てみると、Biz LENDINGというオンラインで完結する商品がある。

中小企業向けのもので、三菱UFJ銀行との取引実績だけで、決算書などの提示もなく審査が決まるそうだ。1000万円まで、申し込み時点で三菱UFJ銀行に借り入れがないことが条件になる。これはおそらく三菱UFJ銀行内の資産と取引実績から資産状況を推測して貸し出せる金額を決めるのだろう。無担保のようなので金利は高そうだ。

この手のローンであれば紙通帳は不要だ。結局紙通帳でわかるのは記帳時点の残高であり、それも捏造できそうな時代である。
銀行がそれに頼らず融資の判断ができるようになったのであれば、コストのかかる紙通帳をやめたいというのはまともな判断だ。

ただし、キャッシュカードの登場以前から口座を持つ人には通帳が唯一の証明だ。相当高齢の方になるだろうから、銀行もこの手の人に配慮してキャッシュカード発行がない口座は対象外としたようだ。

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