キャッシュレス決済の主流となったPayPay。PayPayポイントを大幅にいただけるイベントがあったり、ルーレットで当たると全額バックなどいろいろな施策で主流となった。
しかしPayPayポイントはPayPayで支払わないと付与されない。当たり前のことなのだが、楽天ポイントなどほかのものは他の決済手段でも付与される。
この辺りの差をPayPayは埋めようと考えたようで、決済手段が現金などでも付与する試みが始まった。
PayPay以外の支払いでもポイントがたまる 2506 出典:PayPay
PayPay以外の決済で支払ってもPayPayポイントアップ店ではPayPayポイントが付与されるようになった。
今はまだ、東北・北関東に展開するドラッグストアの薬王堂のみだが、増えていくだろう。
付与されるポイントはPayPayが払うわけではなく、おそらく加盟店が支払って付与するのだろう。単に楽天ポイントを希望したら店が支払ってユーザに楽天ポイントが付与されるように、PayPayポイントを希望すればPayPayポイントが付与されるようになる。
PayPayで決済する場合は特別な操作はない。支払いのための提示をするとポイントも付与される。
一方でPayPay以外の手段で決済する場合は、PayPayアプリのバーコードを提示してポイントを貯めることができる。これは例えば楽天ポイントを貯めるときと同じだ。
薬王堂では1%のポイントがたまるそうだ。ちなみにPayPayで支払う場合はPayPay側の最大2%も付くので最大3%になる。
同様のことはすでにライバルは実施済みだ。
楽天ポイントは例えばファミペイカードに設定しておくことで、ファミリーマートでの決済時に自動的に楽天ポイントが付与される。
dポイントはファミペイの設定もあるが、マツモトキヨシでの支払い時に提示するとマツキヨココカラポイント以外にdポイントも付与される。
このように決済の選択肢が多くなったことで、PayPay一強の状況が変わるかもしれないと危惧しているのだろう。
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