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【決算】サイゼリヤが中間決算を発表 純利益が25億円に

   
【決算】サイゼリヤが中間決算を発表 純利益が25億円に
 

イタリアンファミリーレストランのサイゼリヤ(7581)が2024年8月期の2Q決算を発表した。
前期が国内市場で苦戦していたが、今期は大きく利益を上げている。純利益が25億円になっている。

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サイゼリヤの発表

サイゼリヤが2024年8月期の2Q決算を発表した。詳細な資料は下記リンクを参照。

ここではかいつまんで見ていく。

連結業績

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算[ 出典:サイゼリヤ 以下同じ

売上高は1,046億円。前年は838億円なので約125%増加だ。
営業利益は59億円、前年は9億で、656%の増加だ。四半期純利益も同様に26億円、6億円で429%の増加だ。

セグメント業績

サイゼリヤは国内だけでなく、オーストラリア、アジアにも店舗を展開している。各地の業績を見てみよう。

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算

営業利益を見ていこう。国内は0.34億円で前期はー16億円。大きな赤字だったが今年度は黒字に戻した。
オーストラリアは前期の倍の利益を上げて、3.5億円。
アジアも倍以上の利益だが桁が違う。55.6億円になっている。アジアの躍進のおかげで、営業利益59億円のほとんどが得られている。
前期との違いは、国内の赤字が解消したためだろう。

アジアの躍進はなぜだろうか、もともと人口増加は日本で停滞するものの、アジアでは人口増加はまだまだ続いている。
そこに加えてコロナウィルスの経済停滞の終了で、来店頻度が増えたのだろう。
アジアの購買意欲はまだまだ旺盛だ。中国がバブル崩壊になっても受ける影響は少なめで次のステージに向かうのではないか。

営業利益

よくあるグラフだ。左端の前期の営業利益を出発して様々な要因の増加減少を積み上げて、右端の今期の営業利益が計算される。

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算

サイゼリヤ 2024年8月期 2Q決算

これを見ると、今期の利益59億円に対して、販管費の削減が約70億円も貢献している。一方で国内の原価が22億円もマイナス要因だ。
国内原価の赤字は、原材料費の高騰によるものだろう。サイゼリヤは値上げやメニューの見直しで工夫して乗り切った。

サイゼリヤは買いか?

営業利益の大幅な増加は買い要因だ。株価は2023年11月頃に高値を付けて、しばらく下げていた。最近になって11月の高値に戻ってきている。
4月12日の終値は5,450円。好決算をもとにあげそうだ。

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