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【ホンダCカード】カードサービス終了後の後継カードの案内が来た

   
【ホンダCカード】カードサービス終了後の後継カードの案内が来た
 

自分はホンダ車に乗っているので、提携カードであるホンダCカードを使っている。車検や点検、あるいは車の購入時にほかのクレジットカードよりも優遇されている。
昨年11月に突如やってきた、ホンダCカード終了の案内。終了は2025年2月なのでまだ半年以上あるのだが、後継カードの案内がやってきた。
このカードはお得なのか?考えてみる。

そんなホンダCカードがサービスを終了するとDMが来た。

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ホンダCカードの終了

前回の記事はこちら。

ホンダCカードの特徴は以下の通り。

  • 車購入時、車検時に利用した代金のポイントを優遇
  • 現金かEDYでキャッシュバック

ホンダ車のオーナにとっては購入時、点検時の支払いに使うと、年会費分くらいのキャッシュバックがあってお得だ。
もっとも自分は車に関する支払い以外には使っていないので、大きなメリットを感じているわけではない。

前に来たDMでは後継カードがどうなるのか、など何も情報がなかったので皆どうなるんだろね、と思っていたことだろう。
自分もそうだった。ただし、ほぼ思い出す瞬間はなかったが。

改めて郵送でホンダCカード終了の案内がやってきた。後継カードのスペックも書かれているので読んでいく。そのうえでこの後継カードは得なのか考えてみる。

※ホンダCカードはクレカ会社4社が提供しているが、自分はJCBを使っているのでこの記事はホンダCカードJCBに限る。他社についても同様と思うが不明。

後継カードは、JCB ORIGINAL SERIES/Plus H

提携カードが終了するのは珍しいことではない。自分も過去に何度かあった。

おそらく提携カードの年会費は、クレカ会社の取り分+提携会社のサービス運用費に割り当てられているのだろう。ホンダCカードのように通常のクレカよりも年会費が高いものはクレカ会社もホンダも費用をユーザに請求している一方で、小売店関連の提携カードでは年会費0円のところも多い。こういうところは提携会社がクレカ会社の取り分を負担してくれているのだろう。

ホンダCカードが終了になる理由は発表されていないのでわからないが、ホンダ自身のサービス運用やキャッシュバックが重荷になっているのではないかと想像する。

さて、本題に戻ろう。ホンダCカードが終了したらクレカを取り上げられるのではなく、後継カードが発行されて使うことができる。
もちろんホンダに関する様々なサービスが終わってしまうので、後継カードが全く同じ使い勝手のものではないのだが、多くの場合はちょっと有利なサービスを提供してくれる。
最近ではパルコセゾンカードの終了で、セゾンゴールドプレミアムカードが用意された。パルコ提携のサービスはもう望めないが、年会費無料でいろいろな特典があり満足だ。
詳細はこちら。

DMには後継カードの案内が書かれている。

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

後継カードの名称は、JCB ORIGINAL SERIES/Plus H(以後、Plus Hと呼ぶ)。JCBの非提携カードはORIGINAL SERIESなのだが、そこにPlus Hとして新たにカードができるようだ。

後継カードの到着時期

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

2025年2月15日にホンダCカードは終了し、16日以降はPlus Hカードに切り替わる。
といってもすぐに後継カードが来るわけではないようだ。到着まではホンダCカードをそのまま使ってほしいとある。ただしホンダに関するサービスは使えない。
このあたりはパルコセゾンカードのときと同じだな。

なお、ETCカード、QUICPAYカードは2025年2月16日以降もそのまま使えるとのこと。
またPlus Hカード到着1か月後にホンダCカードは無効になる。到着したらさっさとPlus Hカードに切り替えるほうがいいだろう。

気になるサービス変更

前回のDMではおおよそのことしか書かれてなかったが、今回はどのサービスが使える、使えないと明確になっている。

ゴールドカード

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード/ゴールドとPlus Hカード/ゴールドで違いがいくつかある。年会費は変わらず11,000円だ。

  • 家族会員の年会費が1人目から年間1,100円。(ホンダCカード/ゴールドは、1人は無料、2人目から1,100円)
  • 付与されるポイントはOki Doki for ORIGINAL、1,000円ごとに1ポイント付与(ホンダCカード/ゴールドは、Honda キャッシュポイント、100円ごとに1ポイント)
  • ホンダ販売店、ENEOS、出光昭和シェル石油での利用ポイント2倍は終了
  • ホンダ4輪販売店での利用はポイント5倍(ホンダCカードには制度なし)
  • 楽天Edyは終了

一般カード

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカードとPlus Hカードで違いがいくつかある。

  • 年会費は550円、初年度無料。家族会員は無料(ホンダCカードは1,650円、初年度無料。家族会員は715円、初年度無料)
  • 年会費が無料に条件がある。WEBでカード利用明細を確認するMy Jチェックを選択し、年間50万円(税込み)を利用する。(ホンダCカードには制度なし)
  • 付与されるポイントはOki Doki for ORIGINAL、1,000円ごとに1ポイント付与(ホンダCカード/ゴールドは、Honda キャッシュポイント、100円ごとに1ポイント)
  • ホンダ販売店、ENEOS、出光昭和シェル石油での利用ポイント2倍は終了
  • ホンダ4輪販売店での利用はポイント4倍(ホンダCカードには制度なし)
  • 楽天Edyは終了

ホンダCカードのサービスについて

サービスの終了時期をまとめておく。カード決済自体は前述のようにPlus Hカードが到着するまで使えるが、他のサービスが次々と終了する。

  • キャッシュポイントの付与 2024年12月15日利用分まで付与
  • ホンダCカードClub Off 2024年12月23日の利用分で終了
  • ホンダ関連施設の優待 2025年2月15日まで
  • 楽天Edyのチャージ 2025年2月15日まで
ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

キャッシュポイントの申請期限

これが一番重要かな。

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

ホンダCカード 終了 後継カードの案内

現金キャッシュバックできるキャッシュポイントは、2024年9月30日までの申請になる。以後は申請できない。
販売店に申請する場合は9月30日まで、郵送の場合は9月30日到着までになる。

10月から12月15日までに積算されたポイントは2025年2~3月に銀行口座にキャッシュバックされる。以後はキャッシュポイントが上述のように付与されない。
多くの人は半年に1回、車の点検をしていると思うが、クレカの請求が来てからでないとキャッシュポイントが確定されてなくて申請ができないかもしれない。申請しなくても12月15日までのポイントは勝手にキャッシュバックしてくれるそうなので放置してもよさそうだ。

Plus Hカードは使えるか?

まず、ホンダに関するサービスは、4輪販売店に関してはポイント4倍(ゴールドは5倍)とある。
ちなみに、350ポイントでJCBギフトカード1,000円分と交換できる。
1回の作業でギフトカード1,000円分を頂こうとすると、9万円分の作業あるいは商品の購入が必要だ。

一方で今までのキャッシュバックは、100円につき1ポイント。確か車の購入や車検のときはポイントが多く付与されていた。
多く付与されるルールは探したが見つからなかったので、通常のレートで計算すると、1,000円のキャッシュバックは10万円の作業、あるいは商品購入が必要だ。

とすると、Plus Hカードは若干いい。(車購入や車検のポイントアップを除く場合)しかも車以外の利用でもポイント2倍になる場合がある。
今までホンダCカードをメインカードあるいはそれに近い位置づけで利用していた人には、現金ではなくなるもののギフトカードにポイント交換でき、しかも交換レートがよさそうだ。

逆に自分のように車関係の利用以外ではホンダCカードを使っていない人は、この機会にほかの店でも使うようにしない限りはメリットは薄い。ポイントの有効期限は5年から2年(ゴールドカードは3年)に短縮される。2年で20万円弱をホンダの車に関して使うかというと、今の車では使っていない。
350ポイント以下で交換できる商品は限られてくるのであまりお得ではない。メインカードで支払ってまとめるほうがスケールメリットがある。

初年度は無料とあるので、とりあえず発行はされてしまうからPlus Hカードを受け取ろう。そしてどうするか1年かけて考えるか。

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著者プロフィール
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本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。
他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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