2月9日の日経平均はお一時37,000円を突破した。終値は36,897円まで戻したが、この先はどういう動きになるのだろうか?
日経平均が37,000円を超えた。終値は36,897円に落ち着いたが、37,000円を付けるのは1990年2月以来という。実に34年ぶりだ。
新NISAが絶好調で、中国が不況で日本の株が売れているとも聞くが、それにしてもこの上がり調子は近年見ないくらいの怖さだ。なんでこうなっている?
まずはUSのダウ平均、S&P500が絶好調なことだろう。ダウ平均は38,000をつけている。日経平均の上がり方以上に大きく上げている。
今年は大統領選挙があり、最近のバイデン大統領の健康不安の話もあるが、AI関連、IT関連の株がけん引してあげている。そういう印象だ。
そして円安。再び141円台を付けていたが、また149円と下がってきた。USの金利についてFRBの発表時にダウ平均が動いたりもしたが織り込んできたということだろう。
そしてその日のイベントではあるが、ソフトバンクG(9984)傘下のARMが好決算を発表し。ソフトバンクGの株価が上げた。日経平均への寄与度が高いソフトバンクGなので、そのおかげで上がった。
上述の理由のいくつかは継続するがそうでもないものもある。最近は好調な決算を発表する企業が多いことも日経平均を押し上げる要因だ。
今後は2月15日にGDPと鉱工業生産の発表があり、GDPが良ければ37,000円の定着もあるかも。
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