キャッシングの利率についての制限ができたため、クレカ各社の経営状態は近年はよくない。
各社でポイント還元率を下げたり、紙の請求書が有料になったり、年会費の割引がなくなったりしている。
イオンカードがユーザ側の問題で対応する作業の手数料を請求することにした。他社も追従するかも。
イオンカードはWEB上で、事務手数料の新設を告知している。
事務手数料を徴収される場合は、以下の作業が発生した場合だ。引用する。
カードご利用代金をお支払期日までにお支払いいただけない場合、ご利用代金の回収業務にかかる費用が追加で発生いたします。
今後回収業務の効率化やお支払い方法の拡充などお客さまに寄り添った対応を進めるべく、これらの費用の一部を払込依頼書を送付させていただいたお客さまにご負担いただくため、新たに事務手数料を新設させていただきます。
通常は期日までに返済するものだが、銀行口座を分けている都合で振り込みを忘れた、あるいは予定外の支出で一時的に残高が足りなかった場合があった場合に、従来は電話がかかってきたり、振込用紙が送られてきて振り込む作業があった。
イオンカードは振込用紙を発送する作業について従来はカード会社負担であったものをユーザ負担に切り替える。
2025年2月3日の引き落としから上記手数料が発生する。
手数料は440円で、翌月に請求される。
現時点では他社については聞いてない。
似たような有料化というと、セゾンカードが利用のないプロパカードの年会費の代わりのカードサービス手数料を取るようになった。
セゾンカードは年会費無料のクレカが多い。クレカを持っているのに使わないなら解約してくれということだろう。
今のところプロパカードのみで提携カードは対象外だが、そのうちに対象になるだろうし、他社も追従しそうだ。
クレカをとりあえず作って多数持つ時代は終わったようだ。
必要なクレカは厳選して作り、引っ越しやライフスタイルの変化で使わなくなったクレカは即刻解約することになるのだろう。
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