
昨年の証券業界の大きな話題は、不正アクセスだ。いつの間にか自分の口座の中身が空になった人にとっては怒る矛先がなく、忸怩たる思いだろう。
被害者たちが証券会社に現状回復を求める調停を起こした。
昨年の証券口座不正アクセスは大きなニュースだった。自分は被害にあっていないが、被害にあった方の立場を考えるとやりきれない気持ちだ。
いつ自分がその立場になるかわからない。
だからPCやスマホにはウィルス対策ソフトを入れて、高い更新料を払っている。これなくして安心できない。
日頃の対策は必要だけど、実際に被害にあったらその責任を問いたくなる。昨年の不正アクセスの被害者が証券会社に対して原状回復を求める調停を起こした。

証券口座不正アクセス 被害者が原状回復を要求 2608 出典:産経新聞
不正アクセスで証券口座を乗っ取られ、保有する有価証券を勝手に売却されたとする79人が27日、大手証券会社4社に対し、原状回復を求める民事調停を東京簡裁に申し立てた。同日、都内で記者会見した被害者らは「口座から一銭もなくなっていた。もぬけの殻だった」などと訴え、早急な対応を求めた。
4社はSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券。「被害者の会」の代理人弁護士によると、被害を訴える人が現れ始めたのは令和7年3月ごろ。証券会社に電話したもののすぐにはつながらず、売却が続いたケースもあった。申立書では、不正アクセス後の取引は利用者の意思を反映しておらず、証券会社は記録を修正する義務があるとした。
証券会社に対応を依頼したのに、すぐにやってもらえなかった。となると不満は大きいだろう。
被害者には気の毒な話になっている。
一方で証券会社は再発防止のため、パスキーを使うようにシステムを作り替えた。もうパスワードではログインできない証券会社もある。
自分が使う証券会社もすべて対応が済んでいるようだ。
これで安心なのかはわからない。将来これを破る脅威が出てくるかもしれない。安心して取引するためには証券会社には何らかの補償を考えてもらうしかなさそうだ。
しかし手数料0円で補償までできるかというと難しいだろう。利用者が定額の保険に入るなどするしかないのかなぁ。



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