何年か前からニュースとして知っていた。UKの郵便局の会計システムに不具合があり、計算が合わず郵便局長が窃盗の罪で投獄されたそうだ。
富士通(6702)の開発したシステムが事件に関与しており、年始の進展で富士通の株価が急落している。
UKの郵便局で使われる会計システムを富士通の子会社がUK政府に収めている。問題はこのシステムだ。
正確な入力をしているにも関わらず、計算が合わないことがあったそうだ。
このため責任者である郵便局長が何百人も疑われ検挙されている。ある人は投獄され、ある人は弁償のため自己破産。また自死を選ぶ人もいたそうだ。
最近になってUKでこの事件がドラマ化され、世間の関心を集めるようになり、政府が動いたそうだ。
その結果、議会に富士通子会社の幹部が呼ばれ、謝罪する事態となった。詳細はNHKのニュースに書かれている。
日本の富士通は公式に謝罪を掲載している。
今後UK政府とともに対応していくそうだ。
ニュースになったため、年明けの上昇相場にもかかわらず富士通は下落。21,000円だった年末から、5%下げておる。
12月には上場来高値の22,365円をつけていたが。賠償金の報道があり、業績への懸念から下げているようだ。
賠償期kンは一人1億円との報道があった。500人なら500億円だ。本件が片付くまでは富士通への投資はよく考えなければいけない。
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