2024年のNISAでの買い付けが17.4兆円にも上ったことが分かった。この金額は旧制度のNISAの10年間の買い付けの半額を1年で達成しており、国民の投資への関心の高さがうかがえる。
一方で、依然として国民の財産の多くは貯蓄のままで、低い預金金利のままで眠っている。昨今の金利上昇によりこの流れは変わるのだろうか?
自分は年間購読して読んでいるダイヤモンドザイ。4半期に一度理論株価をまとめた付録がつき、現状の株価としあ¥3状況から考えた理論上の株価との差がわかるので、投資の判断材料にしている。
他にも確定申告の時期の特集や、億り人の成功体験談などいろいろ書かれている。他人の話はあまり参考にしても仕方ないのだが、まぎれているお得な情報がないかよく読んで調べている。
ちなみに2年間の定期購読が非常にお得だ。
雑誌のほかにWEBでも記事を上げており、今回の話はそこに掲載されているものだ。
NISA買い付け 17.4兆円 2024年度 出典:ダイヤモンドザイ
2月13日に金融庁が2024年12月末時点の「NISA口座の利用状況調査(速報値)」を公表しました。この速報値によれば、2024年の買付額は、成長投資枠が12兆4628億円、つみたて投資枠が4兆9857億円で、計17兆4485億円となりました。
2023年までの旧NISA(ジュニアNISA除く)での累計買付額が10年間で35.3兆円(年平均3.5兆円)でした。また、NISAの人気が高まっていた2023年の買付額でも5.2兆円だったことを勘案すれば、2024年の買付額17.4兆円がいかに大きかったかがわかるでしょう。
旧制度のNISAは徐々に買い付け額が上がっているが、最も盛り上がった2023年でも年間5.2兆円の買い付けで、2024年はその3倍を超えている。
やはり新NISA制度が利用者にとって非常にいい制度だからだろう。
自分の場合、資金の都合もあるが、旧制度では使い切った年の方が少ない。また5年で非課税期間が終わったためロールオーバーするため、年間の投資枠120万円のうちのいくらかをロールバック分に使い残りで新規に買い付けていた。泣く泣く課税口座に出した銘柄もあった。
新NISAでは積み立て投資枠が120万円、成長投資枠が240万円と大きく3倍に増えており、2024年は旧NISAからロールオーバーできなかった銘柄を売って新NISAで買いなおすということもあって、成長投資枠はほぼ使い切った。
積み立て投資枠の方はもともと毎月の積立は多くはなく、しかも積み立て投資枠にない銘柄もあるため、月10万円も不要なくらいだ。できれば5万円くらいにして、5万円を成長投資枠にもっていきたいくらいだ。
2024年は銀行も証券も新NISA開始をチャンスとして各種キャンペーンをして新規のユーザを獲得した。その結果が17.4兆円だろう。
新規のユーザは8月の暴落までは投資とは資産が増え続けるものと勘違いしたかもしれない。そのくらい2024年の上期は順調な相場だった。
しかし8月の暴落、US大統領選挙と様々な要因があり、最近の日経平均はさえない状況だ。昨年の今頃は4万円を割った頃だ。1年経ても同じ水準で上下しているのみだ。
これは昨年のようないい材料がなくて、上がらないのだろうと思う。企業の決算は好調なものがあれば不調なものもある。半導体は一時期よりも勢いがない。NISAはだいたいいきわたったので新規に入ってくる利用者は少なくなった。
ここ最近の日経平均の下げ方は暴落といは言わないまでも36,000円台まで下げていくような予感がする。国内の経済が閉塞しているのは政治がダメだからで、夏の都議選、参議院選で多数派が変わることになり、ルールが大きく変われば、一部の企業は大きく株価を上げることになるかもしれない。
一方で日銀の金利引き上げにより銀行の預金金利が上がってきている。1年物定期預金が3%を超えたら、下手な投資をする余地も確実な収益だ。3%に戻ることがあるかどうか。
もう少し熟考してみよう。
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