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【ほぼトラ】”もしトラ”から”ほぼトラ”にフェーズチェンジ USの大統領選挙の行方で投資対象も変わったみたい

   
【ほぼトラ】”もしトラ”から”ほぼトラ”にフェーズチェンジ USの大統領選挙の行方で投資対象も変わったみたい
 

先週のUSのトランプ大統領候補の狙撃事件に端を発した、もしトラからほぼトラへのフェーズチェンジ。
いよいよ半導体バブルが終わり、鉄鋼、エネルギーへと投資対象が変わってくるようだ。

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トランプ大統領候補の狙撃事件

事件まではトランプ候補といえば議会襲撃の扇動者として刑事訴追を受ける犯罪者というイメージだった。これは対立する民主党のイメージ戦略もあったようだが。
偶然の奇跡から銃弾は耳をかすめたのみで、トランプ候補は無事だった。彼は自分のことを「今日死んでいたはずの男」という表現をしている。

続く共和党の大統領候補指名は一気に形成が変わり、トランプ嫌悪していた共和党議員も一気にトランプに流れた。

USでは大統領とは強いリーダーシップを発揮する人という理想像があるようで、多少グレーなところがあってもそれを圧倒する力があれば形勢は変わってしまう。

トランプ大統領候補 狙撃事件

トランプ大統領候補 狙撃事件 出典:JBPress

狙撃されても力強くこぶしを揚げる姿。かつてのレーガン大統領、ケネディ大統領も狙撃された。そして支持率が上がった。
強いアメリカを体現する男。それがトランプとUS国民は思っているようだ。

ほぼトラの影響

もしトラ、もしもトランプが大統領になったら、という状況がほぼトラ、ほぼトランプが大統領に決まりにフェーズが変わった。
トランプ候補の共和党の指名大会前後での発言からUSの株価は揺れて、日経平均にも影響した。半導体関連株は軒並み下げ、週明けは4万円台を再び割るかもしれない。

半導体バブルの終焉

NVidiaをはじめとした半導体バブルは終わりそうだ。トランプ候補は台湾防衛に消極的である発言が伝えられ、もしもそれが実現されたら半導体銘柄の多くが台湾にある関係で台中戦争の結果は大暴落になりかねない。
また強いアメリカを標榜するトランプ候補は、国内に製造業を回帰させる方針だ。半導体工場をUSに誘致する話も出てこよう。

台湾のTSMCに製造委託をしている半導体メーカは軒並み株価を下げている。おそらく今後は日本での製造も含めたリスク分散をする企業が株価を戻していくだろう。

エネルギー銘柄の注目

バイデン政権が始めたエネルギーに関する規制を撤廃し、USをエネルギー生産国に転換するという。
ガソリンの増産などでEVへの転換方針を撤廃する。既存の産業に恩恵があるだろう。

中国の最恵国待遇取り消し

中国からの輸入についての関税を高く設定する。すべてに対して60%の関税をかけるという。
中国は最大の輸出先を失い、中国からの製造機械の需要が細るので日本の企業にも影響がある。

対する民主党

バイデン現大統領の朦朧ぶりが止まらない。ディベートで話ができなかったこと、ウクライナ大統領をプーチン大統領と紹介したこと、副大統領候補をトランプと言い間違えたことなど、すでに認知症ではないかともささやかれている。
本人は撤退しないと繰り返し言うものの、オバマ元大統領をはじめ撤退すべきという声は日に日に高まる。
今から候補者をかえたとしても十分な期間はなく、共和党に惨敗は間違いないだろう。

従い、民主党はバイデンで進めても候補者をかえたとしても、トランプ候補の狙撃事件により共和党への流れは止められそうにない。
民主党が勝つにはトランプが逮捕され被選挙権をはく奪される、というようなことでもなければなさそうだ。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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