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【TOB】信越化学が三益半導体にTOB 相次ぐ経営の集権化

   
【TOB】信越化学が三益半導体にTOB 相次ぐ経営の集権化
 

三益半導体(8155)に対して信越化学(4063)がTOBを開始した。TOBにより子会社にして、上場廃止の予定。

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三益半導体とは

失礼ながらこのニュースまで知らない会社であった。日本にはまだまだ知らない会社がありそうだ。
三益半導体は名前の通り、半導体関連の銘柄だ。具体的な事業は、ウェハの研磨加工をするそうだ。
ウェハの研磨がどの工程に関係するのかわからないが、半導体はウェハと呼ばれる板状のシリコンの上に薄い皮膜を塗り、その皮膜を版画の要領で電気回路の形に掘り込み、設計した通りの半導体ができる。
彫り込むと書いたが、彫刻刀なんかで掘れるような大きさではない。最新のものは7nmでありさらに進化している。nmはメートルの10億分の1の長さだ。ロボットを使ってもできるものではないので、紫外線に反応する被膜を使って極微細な回路を作る。

研磨、がどの部分に関係あるのかわからないが、想像するにウェハの被膜を塗った後で均一にするところだろうか。

この三益半導体はすでに信越化学の関連会社であり、今回のTOBで完全子会社になるそうだ。

三益半導体の株価

TOBの発表で株価は上がった。信越化学は3,700円で買うと発表し、26日はストップ高となった。26日の終値は3,235円。30日も上げて、サヤ寄せするだろう。
三益半導体も今回のTOBに賛同している。

三益半導体 8155 240426

三益半導体 8155 240426 出典:Yahooファイナンス

信越化学の焦りか?

信越化学は化学系では日本を代表する企業だが、TOBによりグループ企業を信越化学の事業構想に当てはめる動きをしているということは、危機感の表れかもしれない。
従来のように経営を自由にできない、いいかえれば信越化学の考える方針の通りに動いてくれない余地のある、キーとなる関連会社の存在を許す余力がないのかもしれない。

日本の化学系企業が優位だった時期はかなり昔で、信越化学のみが90年代になっても力を持っていた。その信越化学でさえ、先が見通せない状況になったのだろう。

昨今TOBが相次ぐが、第一生命のベネワン買収、ブラザーのローランドDGへのTOBも同種の危機感の表れなのかもしれない。

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