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【IT企業決算】マイクロソフトは好調、サムスン半導体は過去最大の赤字

   
【IT企業決算】マイクロソフトは好調、サムスン半導体は過去最大の赤字
 

USの企業決算が出てくる時期になった。日本も徐々に出てくるが、今後を占ううえで有名企業の動向が気になる。

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マイクロソフトの好調決算

USのIT大手、マイクロソフト(MSFT)は好調な決算だった。

マイクロソフト 2023年10-12月決算

マイクロソフト 2023年10-12月決算 出典:日経


2023年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比18%増、純利益が同33%増となり、同業の各社をおそらく突き放していると思われる。
その理由は買収したゲーム会社の貢献と、BingやOffice365に統合した生成AIを使ったサービスが好調なためだ。
4四半期連続で増収増益となり、株価は右肩上がりだ。

amazonの生成AIは立ち上がり中なうえにiRobotoの買収を断念、Googleの生成AIはちょっと遅れているうえにゲーム会社は持ていない、アップルは順調だがマイクロソフトほどの好材料は特にない。
そういう状況なので注目されているのだろうか。
1月31日夜の株価は$408.59。

サムスンの赤字決算

ソフトやクラウドを提供するベンダはもうかっているのに対し、ハードウェア、特に半導体の製造会社はまだまだ厳しい。昨年はNANDフラッシュメモリやDRAMが下落し、キオクシアなどが影響を受けた。サムスンも同様だ。

現在世界一位のNANDフラッシュメモリを製造するサムスン電子は、供給過多からくるフラッシュメモリの価格低迷、PCやスマートフォンの販売低迷による需要低迷によるDRAMの需要低迷などで売り上げが減ったようだ。2023年12月期の半導体部門の営業損益は約15兆ウォンの赤字で、過去最大の赤字となった。

サムスン 2023年12月期決算

サムスン 2023年12月期決算 出典:日経

DRAM、フラッシュメモリともに各社が減産をして在庫調整したが2023年中に解決しなかった。

半導体企業の業績は数年の周期で上昇と下落を繰り返す。今が仕込み時なのかもしれない。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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