USの企業決算が出てくる時期になった。日本も徐々に出てくるが、今後を占ううえで有名企業の動向が気になる。
USのIT大手、マイクロソフト(MSFT)は好調な決算だった。
amazonの生成AIは立ち上がり中なうえにiRobotoの買収を断念、Googleの生成AIはちょっと遅れているうえにゲーム会社は持ていない、アップルは順調だがマイクロソフトほどの好材料は特にない。
そういう状況なので注目されているのだろうか。
1月31日夜の株価は$408.59。
ソフトやクラウドを提供するベンダはもうかっているのに対し、ハードウェア、特に半導体の製造会社はまだまだ厳しい。昨年はNANDフラッシュメモリやDRAMが下落し、キオクシアなどが影響を受けた。サムスンも同様だ。
現在世界一位のNANDフラッシュメモリを製造するサムスン電子は、供給過多からくるフラッシュメモリの価格低迷、PCやスマートフォンの販売低迷による需要低迷によるDRAMの需要低迷などで売り上げが減ったようだ。2023年12月期の半導体部門の営業損益は約15兆ウォンの赤字で、過去最大の赤字となった。
DRAM、フラッシュメモリともに各社が減産をして在庫調整したが2023年中に解決しなかった。
半導体企業の業績は数年の周期で上昇と下落を繰り返す。今が仕込み時なのかもしれない。
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