あおぞら銀行が2024年3月期の決算の見込みを発表。498億円の赤字になるそうだ。
日経によれば、あおぞら銀行(8304)が2024年3月度の最終損益が498億円の赤字になると発表した。
記事によれば、赤字拡大の理由は、
将来の税負担の軽減を見込んで計上していた繰り延べ税金資産の一部を取り崩すためだ。従来予想は280億円の赤字としており、赤字幅が拡大した。
発表後は通常株価は下げるのだが、上がっている。5月2日の終値は、 2,534.5円。5月1日から80円ほどあげている。
上述の記事によると、
あおぞら銀行は「取り崩しは大きな損失計上にはなったが、2023年度に処理することで、いずれボトムライン(最終損益)の数字はプラスに出てくる。長い目で見た時の企業価値は影響ない」と説明する。
つまり膿を出し切るための赤字であり、企業の経営態度に好感をもって迎えられた、ということのようだ。
2024年3月期でいろいろな負債の清算ができれば2025年3月期以降はバラ色でしかないだろう。
今のところ2025年3月期の最終損益は170億円の黒字とのこと。
正確には 5月13日に2024年3月期の連結業績と、2025年3月期の業績予想を示す予定で、明確になりそうだ。
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