届いたメールにギョッとなってコールセンターに確かめた話。
イオンカードは主にイオンでの買い物だけに使っている。店舗だったりネットスーパーだったりとあるが、基本はイオン関連だけで、他はメインカードのANAカードで決済している。
ある日届いたイオンカードからのメールにギョッとした。
なんと、「不審な利用があったので一時的に利用を停止した」という。
ギョッとしたのは、昨年PayPayカードで同様にカード番号を使って、誰かに買い物されたからだ。
その時はカード会社からの連絡でわかり、「そんなもの買ってません!」と話した。その後手続きがあって、3ヶ月位かかったかなあ。
結局引き落とし前に対応できたので、お金を取り戻すというような面倒はなかったのが幸いだ。
その時のPayPayカードも、QRコード決済のPayPayとヤフー関連の店舗だけで使っており、家から持ち出すことはない。
心当たりがあるのは、ヤフーショッピングのあの店かな、という程度で、二度とその店では買わないことにした。以後はカード番号が変わったこともあり同じ被害はない。
そういうことがあり、今回のイオンカードでまたかと思ったのだ。
しかし、イオンカードが送ったメールなのに、メールヘッダに[mdiwaku]がついている。
このヘッダはインターネットプロバイダがつけているもので、設定をすることで迷惑メールを判断して自動でヘッダにつける。なお、PCやスマホにもウイルス対策ソフトをインストールしており、PCでは迷惑メールと判断すると迷惑メールフォルダに移動される。
このため、明らかに迷惑メールとわかるものは普段目にすることはないのだが、今回はウイルス対策ソフトは迷惑メールと判断していないようだ。
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もちろんプロバイダもソフトも完全ではない。
正規のメールが迷惑メール扱いになっていることもあるので、定期的に迷惑メールフォルダの中身を確認している。
非常に判断が難しいメールなので、ソフトが判断できなかったのだろう。
差出人、URLともに詐称しているものではないので、問題なさそうだ。よくURLが表示と実際のアクセス先が異なる偽装をしている場合があるが、今回はない。
下の方に使った記憶のない利用歴がいくつか書かれている。WEBで明細を確認してもそういう利用歴はないのだが、不安だ。
イオンカードのコールセンターに連絡をして、確認することとした。
カード裏面に電話番号が書かれてないのは、問い合わせを減らしたいという意図だろう。WEB画面を探しても簡単に見つからない。問い合わせはチャットでしてほしいようだ。
でも、チャットに電話番号を聞いたらあっさり表示された。
さっそく電話をかけてみる。電話のメニューがわかりにくいのは、どこもおなじだ。
やっとオペレーターにつながり、メールのことを尋ねた。
オペレーターの方に確認していただいたが、WEBで見えている利用履歴以上のものはない。しかし、セキュリデイ部門で先にチェックするため、まだ請求が上がっていない場合はあるとのこと。
このため、翌日以降にWEBで再度確かめてほしいそうだ。また、気になることを言われた。
重要な情報を聞いた。
メールのURLをクリックしたら、IDなどを入力した後、何も表示されなかったという人がいたそうだ。イオンカードのWEBを経由して、おそらくフィッシングサイトに転送されてそこでIDを取られてしまったのだろう。
この話から、今回のメールの件はフィッシング詐欺であろうと思われる。
プロバイダとウイルス対策ソフトの二重防御、それからメールを疑う姿勢で回避できた。
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