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【2026年度通期決算予想比較】スーパーマーケットの小売12社の業績を比較(10月版) イオン、7&i、PPIH、トライアルなど

   
【2026年度通期決算予想比較】スーパーマーケットの小売12社の業績を比較(10月版) イオン、7&i、PPIH、トライアルなど
     

自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。
比較については自分が重視して情報を集めている企業だけでなく、他のトップ企業の決算情報を比較する。
今回はスーパーマーケット3社を比較する。決算月が異なるので単純な比較にはなっていない。

イオンのまとめはこちら。


7&i HDのまとめはこちら。

トライアルのまとめはこちら。

USMHのまとめはこちら。

決算のまとめはこちら。

決算情報

今回の対象企業は食品スーパーマーケットを中心とした小売り。従い決算情報には連結子会社や食品スーパーマーケット以外の事業も含まれていることに注意。
例えばイオン(8267)は連結決算で比較しているので、イオンファンタジー(4343)のようなゲーセン企業も含まれる。親子上場のためUSMH(3222)も含んでいる。

まずは最近中間期決算や通期決算が出た企業を紹介。

イオン。2Q決算は増収増益。純利益は3.3倍。

7&i(3382)。2Qは減収ながら増益。

トライアル(141A)。こちらは通期決算で増収減益。計画を上回る純利益は、西友復活のおかげ。

USMH(3222)。2Qは増収も純利益は赤字。近年は赤字が多く、特に旧ダイエー閉店による損失で赤字が多い。

対象の企業

今回比較するのは以下の企業。

  • イオン
  • 7&i
  • PPIH(7532)
  • トライアル
  • USMH
  • バローHD(9956)
  • ライフ(8194)
  • ブルーゾーン(417A)
  • フジ(8278)
  • アークス(9948)
  • イズミ(8273)
  • 神戸物産(3038)

企業名とスーパーマーケット名と合わないものがあると思う。
PPIHはドン・キホーテ。
USMHはカスミ、いなげやなど。
ブルーゾーンはヤオコー。
神戸物産は業務スーパーだ。

2026年度通期決算の結果と予想

現時点で通期決算が出ているのは決算月が6月のPPIHとトライアルのみ。2月が決算月の企業は2Q決算が出そろったが、こちらは通期予想を使って比較する。2Q決算で通期予想を変えた企業は新しい予想に反映している。
一方で3月が決算の企業は通期予想に1Q決算時点のものを使っている。
以上から売上高、純利益を比較したランキングはこちら。

売上高

赤字は通期決算、つまり確定値。黒字は通期予想。
太字(下線)は直近の決算により更新したもの。降順に並べている。


企業名
売上高(億円)

イオン
120,000

7&i
104,300

PPIH
24,453

トライアル
13,471

USMH
10,968

バローHD
10,000

ライフ
9,225

ブルーゾーン
9,030

フジ
8,250

アークス
6,480

イズミ
5,871

神戸物産
5,665

企業名
売上高(億円)

イオン
120,000

7&i
104,300

PPIH
24,453

トライアル
13,471

USMH
10,968

バローHD
10,000

ライフ
9,225

ブルーゾーン
9,030

フジ
8,250

アークス
6,480

イズミ
5,871

神戸物産
5,665

イオン、7&iの2大巨頭にたいし、大きく離れてPPIH,トライアルが上をうかがう。他は地域に根ざすスーパーマーケットなので、全国規模ではない。このため、最近では業務提携、経営統合が活発だ。例えばアークスをライフがTOBしている。PPIHはすでに関東が地盤のオリンピックを買収した。


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純利益

赤字は通期決算、つまり確定値。黒字は通期予想。
太字(下線)は直近の決算により更新したもの。


企業名
純利益(億円)

7&i
2,780

PPIH
1,101

イオン
730

神戸物産
295

ブルーゾーン
239

ライフ
190

イズミ
174

バローHD
165

アークス
124

フジ
70

トライアル
35

USMH
-80

企業名
純利益(億円)

7&i
2,780

PPIH
1,101

イオン
730

神戸物産
295

ブルーゾーン
239

ライフ
190

イズミ
174

バローHD
165

アークス
124

フジ
70

トライアル
35

USMH
-80

必ずしも売上高と純利益の準位は一致しない。
1位は7&i HDであり、売上高1位のイオンは3位だ。また、売上高は5位のUSMHが赤字で最下位だ。
上位のイオン、7&iは規模が大きいが、他は団子状態に近い。従い店舗閉鎖など特損があると、順位は変わる。トライアルとUSMHは改装費用や閉店のためのコストで利益を圧迫している。
イオンのすぐ下に業務スーパーがあることは興味深い。

4社の決算の比較

こちらは前回までと同様に、注目する4社の比較だ。
イオンと7&i、USMHは2Q決算における通期予想、トライアルは通期決算で比較する。


イオン7&iトライアルUSMH

2027年2月期
通期予想
2027年2月期
通期予想
2026年6月期
通期決算
2027年2月期
通期予想


売上高
120,000.0104,300.013,471.110,968.0

営業利益
3,400.04,250.0303.7100.0

経常利益
2,900.03,900.0201.98.0

親会社に帰属する
当期純利益
730.02,780.035.2-80.0


前年同期比

売上高
+12.0%0.0%+67.6%+13.8%

営業利益
+25.7%+0.5%+43.9%-80.2%

経常利益
+19.3%+3.3%-9.1%-83.7%

親会社に帰属する
当期純利益
+0.4%-5.0%-70.0%


進捗率

 売上高
49.2%52.4%+14.0%

 営業利益
38.5%54.7%

 経常利益
37.3%56.9%

 親会社株主に
帰属する当期純利益
18.2%44.8%


1株当たり純利益
26.39円121.90円4.09円-38.61円

通期配当
15円60円17円16円

株価
1200円1987.5円3330円791円

配当利回り
1.3%3.0%0.5%2.0%

株主優待
キャッシュバック1%
(6,000円相当)
商品券2,000円なし割引券
6000円相当

配当+株主
優待利回り
6.3%4.0%0.5%9.6%

配当性向
50.9%51.1%59.1%260.6%

PBR
2.721.27c3.170.77

PER
45.4516.21370

イオン

2027年2月期
通期予想


売上高
120,000.0

営業利益
3,400.0

経常利益
2,900.0

親会社に帰属する
当期純利益
730.0


前年同期比

売上高
+12.0%

営業利益
+25.7%

経常利益
+19.3%

親会社に帰属する
当期純利益
+0.4%


進捗率

 売上高
49.2%

 営業利益
38.5%

 経常利益
37.3%

 親会社株主に
帰属する当期純利益
18.2%


1株当たり純利益
26.39円

通期配当
15円

株価
1200円

配当利回り
1.3%

株主優待
キャッシュバック1%
(6,000円相当)

配当+株主
優待利回り
6.3%

配当性向
50.9%

PBR
2.72

PER
45.45

7&i

2027年2月期
通期予想


売上高
104,300.0

営業利益
4,250.0

経常利益
3,900.0

親会社に帰属する
当期純利益
2,780.0


前年同期比

売上高
0.0%

営業利益
+0.5%

経常利益
+3.3%

親会社に帰属する
当期純利益
-5.0%


進捗率

 売上高
52.4%

 営業利益
54.7%

 経常利益
56.9%

 親会社株主に
帰属する当期純利益
44.8%


1株当たり純利益
121.90円

通期配当
60円

株価
1987.5円

配当利回り
3.0%

株主優待
商品券2,000円

配当+株主
優待利回り
4.0%

配当性向
51.1%

PBR
1.27c

PER
16.21

トライアル

2026年6月期
通期決算


売上高
13,471.1

営業利益
303.7

経常利益
201.9

親会社に帰属する
当期純利益
35.2


前年同期比

売上高
+67.6%

営業利益
+43.9%

経常利益
-9.1%

親会社に帰属する
当期純利益
-70.0%


進捗率

 売上高

 営業利益

 経常利益

 親会社株主に
帰属する当期純利益


1株当たり純利益
4.09円

通期配当
17円

株価
3330円

配当利回り
0.5%

株主優待
なし

配当+株主
優待利回り
0.5%

配当性向
59.1%

PBR
3.17

PER
370

USMH

2027年2月期
通期予想


売上高
10,968.0

営業利益
100.0

経常利益
8.0

親会社に帰属する
当期純利益
-80.0


前年同期比

売上高
+13.8%

営業利益
-80.2%

経常利益
-83.7%

親会社に帰属する
当期純利益


進捗率

 売上高
+14.0%

 営業利益

 経常利益

 親会社株主に
帰属する当期純利益


1株当たり純利益
-38.61円

通期配当
16円

株価
791円

配当利回り
2.0%

株主優待
割引券
6000円相当

配当+株主
優待利回り
9.6%

配当性向
260.6%

PBR
0.77

PER

考察

注目すべきところは以下の点か。

  • 売上高の通期予想はイオンが7&i HDを凌駕しているが、純利益は逆転。進捗率も7&i HDがよい
  • トライアルとUSMHの売り上げ規模は同じくらいだが、純利益はうまくいっているトライアルでも改装のための費用で多くない。一方でUSMHは旧ダイエーの閉店のため特損を出している
  • 株主優待を考慮すると(配当+株主優待)利回りはUSMHが一番

投資方針

4社の中では、配当利回りを追うなら7&i HD、株主優待も込みならUSMHが一番だ。

USMHの株主優待は買い物で使える割引券か、各地の特産品がある。配当+株主優待)利回りは9.6%だ。
買い物券は1000円の買い物に対して100円引きになる。端数は反映されないが10%弱の割引だ。

近所にUSMH傘下のカスミ、マルエツ、いなげや、イオンフードスタイルの店があれば、ツカエル株主優待になる。イオンの店が近くにあるならイオンでもいいだろう。配当+株主優待)利回りは6.3%になる。
USMHの株主優待の詳細はこちら。

3月決算の2Q決算が出たら更新する。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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