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【2026年度比較】外食5社の業績を比較 ゼンショー、F&L、すかいらーく、日本マクドナルドHD、コロワイド

   
【2026年度比較】外食5社の業績を比較 ゼンショー、F&L、すかいらーく、日本マクドナルドHD、コロワイド
 

自分の投資方針の整理のために始めた決算情報のまとめ。これを使って、同業の比較をしていく。
今回から対象企業を広げ、保有するしないに関わらず売上高上位の企業を比較していく。
外食企業の対象は、ゼンショー、Food&Life、すかいらーく、日本マクドナルドHD、コロワイド。

マクドナルドのまとめはこちら。


すかいらーくのまとめはこちら。

決算のまとめはこちら。

決算情報

まずは対象の5社の決算情報。決算月が違うので一概に比較できないが、12月決算で保有する2社が2Q決算を出しているので、これを起点に比較する。
四半期の成績を比較しても意味がないので、2026年度の通期予想で比較する。
売上高が多い順に最新の決算状況を簡単に書いていく。

ゼンショー

2026年度の売上高の予想は、14,240.0 億円。すき家、はま寿司、ココスが主力。
2023以降の急増は、ロッテリア買収・海外すき家/寿司拡大、価格改定奏功で利益爆発したため。

FOOD&LIFE

2026年度の売上高の予想は、5,050.0 億円。スシローが主力。
2022年の減益は、おとり広告問題による客数減・原材料高騰等で利益低迷したため。一方で2024-25年の急増は、海外店舗(中国/台湾等)収益化、価格帯見直しで過去最高益更新している。

すかいらーく

2026年度の売上高の予想は、4,900.0 億円。
すかいらーく(3197)はいったん上場廃止してファンドの下で力を蓄えて再上場した。それからは割と好調ではある。低価格で家族で楽しめるコンセプトは変わらないものの、材料、人件費の高騰で配膳を猫ロボットにするなどいろいろな手を打っている。
2024年の急増は、 値上げの定着、ガストやしゃぶ葉客数回復した、DX導入で黒字定着したため。

マクドナルド

2026年度の売上高の予想は、4,055.0 億円。
日本マクドナルドHD(2702)はずいぶん前から日本のファストフードの代表格として最前線を務めてきた。一時期はデフレの代表格、またある時は品質問題での低調といろいろあったが、今は値上げや商品力で好調だ。
コロナ禍期間中の2020-21年は、ドライブスルーやデリバリーにより増益成長を維持できた。また2023-24年は 都心部価格導入、段階的値上げ定着により売上・利益とも最高水準を達成している。

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コロワイド

2026年度の売上高の予想は、3,516.4 億円。大戸屋、かっぱ寿司、ステーキ宮、甘太郎、北海道を展開する外食企業だ。ずいぶん前から株主優待でほしいなって思っていたもの。でも500株以上なのでおいそれと手を出せない。
2019/20/22年の純利益は赤字に転落している。コロナにより外出自粛、酒類制限により減損損失や休業コスト等で赤字が続いた。一方で2020年には大戸屋HDをTOBで子会社化し、居酒屋依存からの事業構造改革を推進している。


各社株主優待があるが、コロワイドのみ100株ではいただけない。

決算の比較

決算の表を横に並べたものだ。


すかいらーくマクドナルドゼンショーコロワイドFOOD&LIFE

2026年12月期
通期予想
2026年12月期
通期予想
2027年3月期
通期予想
2027年3月期
通期予想
2026年9月期
通期予想


売上収益
5,000.04,080.014,020.03,516.45,050

事業利益
370.0555.01,020.0160.4505

営業利益
350.0555.0946.039.8

親会社株主に帰属
する当期純利益
205.0350.0540.026.7315


前年同期比

売上収益
+9.2%-2.1%+15.6%+17.2%+17.6%

事業利益
+12.2%+4.2%+25.2%+28.0%+36.3%

営業利益
16.8%+6.6%+20.9%+132.5%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+22.4%+3.2%+17.9%+19.6%+37.3%


1株当たり純利益
90.14円263.24円321.99円19.56円138.73円

通期配当
54円34円70円131円131円

株価
3255円8060円10475円2052.5円5972円

配当利回り
0.8%0.8%0.7%0.2%0.3%

株主優待
(100株)
食事優待券
(4,000円相当)
食事券
(12,000円相当)
優待券
(2,000円相当)
なし(500株以上)株主優待券
(1,100円相当)

配当+株主
優待利回り
(100株)
2.1%2.3%0.9%0.2%0.5%

株主優待
(500株)
食事優待券
(16,000円相当)
食事券
(60,000円相当)
優待券
(12,000円相当)
優待カード
(20,000円相当)
株主優待券
(2,200円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
1.8%2.3%0.9%2.2%0.3%

配当性向
30.3%22.0%27.2%31.8%27.0%


時価総額(億円)
7,40510,71716,8372,18513,863

PER
3.95 3.82 6.29 3.18 9.79

PBR
37.98 28.20 34.87 81.77 35.40

すかいらーく

2026年12月期
通期予想


売上収益
5,000.0

事業利益
370.0

営業利益
350.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
205.0


前年同期比

売上収益
+9.2%

事業利益
+12.2%

営業利益
16.8%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+22.4%


1株当たり純利益
90.14円

通期配当
54円

株価
3255円

配当利回り
0.8%

株主優待
(100株)
食事優待券
(4,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(100株)
2.1%

株主優待
(500株)
食事優待券
(16,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
1.8%

配当性向
30.3%


時価総額(億円)
7,405

PER
3.95

PBR
37.98

マクドナルド

2026年12月期
通期予想


売上収益
4,080.0

事業利益
555.0

営業利益
555.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
350.0


前年同期比

売上収益
-2.1%

事業利益
+4.2%

営業利益
+6.6%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+3.2%


1株当たり純利益
263.24円

通期配当
34円

株価
8060円

配当利回り
0.8%

株主優待
(100株)
食事券
(12,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(100株)
2.3%

株主優待
(500株)
食事券
(60,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
2.3%

配当性向
22.0%


時価総額(億円)
10,717

PER
3.82

PBR
28.20

ゼンショー

2027年3月期
通期予想


売上収益
14,020.0

事業利益
1,020.0

営業利益
946.0

親会社株主に帰属
する当期純利益
540.0


前年同期比

売上収益
+15.6%

事業利益
+25.2%

営業利益
+20.9%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+17.9%


1株当たり純利益
321.99円

通期配当
70円

株価
10475円

配当利回り
0.7%

株主優待
(100株)
優待券
(2,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(100株)
0.9%

株主優待
(500株)
優待券
(12,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
0.9%

配当性向
27.2%


時価総額(億円)
16,837

PER
6.29

PBR
34.87

コロワイド

2027年3月期
通期予想


売上収益
3,516.4

事業利益
160.4

営業利益
39.8

親会社株主に帰属
する当期純利益
26.7


前年同期比

売上収益
+17.2%

事業利益
+28.0%

営業利益
+132.5%

親会社株主に帰属
する当期純利益
+19.6%


1株当たり純利益
19.56円

通期配当
131円

株価
2052.5円

配当利回り
0.2%

株主優待
(100株)
なし(500株以上)

配当+株主
優待利回り
(100株)
0.2%

株主優待
(500株)
優待カード
(20,000円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
2.2%

配当性向
31.8%


時価総額(億円)
2,185

PER
3.18

PBR
81.77

FOOD&LIFE

2026年9月期
通期予想


売上収益
5,050

事業利益
505

営業利益

親会社株主に帰属
する当期純利益
315


前年同期比

売上収益
+17.6%

事業利益
+36.3%

営業利益

親会社株主に帰属
する当期純利益
+37.3%


1株当たり純利益
138.73円

通期配当
131円

株価
5972円

配当利回り
0.3%

株主優待
(100株)
株主優待券
(1,100円相当)

配当+株主
優待利回り
(100株)
0.5%

株主優待
(500株)
株主優待券
(2,200円相当)

配当+株主
優待利回り
(500株)
0.3%

配当性向
27.0%


時価総額(億円)
13,863

PER
9.79

PBR
35.40

考察

業界のトレンドは以下の通り。

  • 売上高:2017→2026年度で継続拡大(1.34兆円→3.18兆円)。コロナ禍脱却後の客数回復と積極的な値上げにより過去最高水準を更新。
  • 純利益:純利益は変動大。2020年度にコロナ打撃で急減(16.4億円)も、2021年以降V字回復を遂げ2026年度は1,382億円を予想。
  • インパクト:行動制限解除後の外食需要再燃、価格改定(値上げ)の定着、海外展開(ゼンショー・F&L)および積極的M&A(大戸屋・ロッテリア等)が主因。

過去10年の売り上げ、純利益比較

2026年は5社とも通期見込みを使っている。

外食 売上高比較 2026年度通期予想

外食 売上高比較 2026年度通期予想

ゼンショーの一人勝ちだ。すき家、くら寿司と人気の店を持ち、コロナ禍以降右肩上がりだ。
ゼンショーが他社の2倍以上の売上なので4社がよくわからない。ゼンショーを除いたグラフが下のもの。

外食 売上高比較 2026年度通期予想

外食 売上高比較 2026年度通期予想


スシローを擁するFood & Lifeが最下位から2位まで伸ばしている。Food & Lifeのみがコロナ禍をものともせず右肩上がり。他の3社はコロナ禍で落ち込んでその後回復している。

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外食 純利益比較 2026年度通期予想

外食 純利益比較 2026年度通期予想


一方で純利益は異なる様相だ。
1位のゼンショーは変りないが、2位が日本マクドナルドHDだ。その差は売上が3倍強なのに純利益は1.5倍と縮小する。
外食業界は他の産業と比較して薄利多売だ。ゼンショーのように店舗が多い企業であっても1店舗当たりの収益が少なければこのようないびつな状況が生まれる。
その点で日本マクドナルドHDはタイムリーな値上げ、上手な広告で利益を上げている。

投資方針

株主優待が良ければいいなら、マクドナルドだろう。次いでコロワイドだ。(ただし500株以上)
(配当+株主優待)利回りなら、マクドナルドかコロワイドになる。

子供の年齢によるが、幼少ならすかいらーくやFood & Life、コロワイドで家族そろって食事ができる株主優待、高校生以上ならゼンショーやマクドナルドの優待券を渡すと親への尊敬が上がるかも。

株式投資で参考になる本

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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