1月の最終日の夜、日経が報じた。
会社が発表したものは何もなくても、どこからかこの手の真実は漏れてくる。
なぜかとても正しい情報が流れてくる。限られた人しか知らないはずなのに。
それをキャッチするメディアの力もすごいと思うが。
日経によれば、7&i ホールディングスは収益改善を見込めない百貨店事業であるそごう・西武を売却し、スーパーマーケットとコンビニ事業に注力していくという。
最近気になる報道があった。
物言う株主が、不採算事業の売却を迫っている。
7&iはコンビニ事業の活況を背景に潤沢なキャッシュで2000年頃にそごう・西武だけでなくタワーレコードや赤ちゃん本舗などシナジーがあるのかどうかわからない会社を買収した。
鈴木前会長の成功体験と救済によるものと思われるが、好調だった時期はともかく国内コンビニが頭打ちの今、不採算事業を抱えていくことは厳しいだろう。
発表後、7&iの株価は上がり、今も上がっている。今後売却中止になれば失望で下げるだろうが、上がるという事はそれだけ期待があるという事だ。
賢明な判断が下ることを期待する。
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