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【住信SBIネット銀行】ドコモの買収断念が伝わり株価は下落

   
【住信SBIネット銀行】ドコモの買収断念が伝わり株価は下落
 

住信SBIネット銀行(7163)の株価が下がっている。3月1日の報道で、かねて噂のあったNTTドコモによる買収の交渉を断念したと伝わった。
ドコモの戦略見直しはどうなるのか。

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経済圏と銀行の関係

ECサイトやポイントを中心とした経済圏はいくつもあるが、ポイントになる事業は携帯電話、銀行、証券、ECサイト、それらをつなぐポイントだろうか。

いくつかの例を挙げると下表のようになる。ここでは携帯電話をキーとして表を作ってみる

通信キャリア ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル
銀行 なし auじぶん銀行 PayPay銀行 楽天銀行
クレカ dカード auPAYカード PayPayカード 楽天カード
証券 マネックス証券 auカブコム証券 PayPay証券 楽天証券
QRコード決済 d払い auPAY PayPay 楽天Pay
ポイント dポイント Pontaポイント PayPayポイント 楽天ポイント
ECモール dショッピング auPAYモール Yahoo!ショッピング 楽天市場
小売店 なし ローソン なし なし

シェアの点でピースが埋まっていてもあまり有効でない事業もあるのだが、明らかにその事業がないのはドコモの銀行だ。
銀行が経済圏にあれば携帯電話の引き落としだけでなく、ECサイトでの支払い、証券会社との連携など囲い込みが可能になる。
ドコモにとってはこの3月末までに何が何でも銀行が欲しかったようだ。自前で育てるのは難しいので、他社から買収してしまえと探して、住信SBIネット銀行が第一候補になったようだ。


噂は12月に流れ、3か月ちょっとで終わってしまった。

ダイヤモンドオンラインの報道

住信SBIネット銀行 ドコモが買収断念 2503

住信SBIネット銀行 ドコモが買収断念 2503 出典:ダイヤモンドオンライン

記事によれば、

前田社長は24年度内をめどに「ドコモ銀行」の実現に道筋を立てるため、既存銀行の買収を有力な選択肢として交渉を進めてきた。ターゲットは、店舗や人員を抱える必要のないインターネット銀行で、複数の候補を検討。その中で、昨年から交渉を進めていたのが、住信SBIネット銀行の買収だった。

しかし交渉は決裂。住信SBIネット銀行をNTTドコモが買収することはなくなったようだ。

NTTドコモの戦略

携帯電話と親和性が高そうなネット銀行で考えると、経済圏にぎっちり組み込まれてない銀行といえば以下のものだろうか。

  • UI銀行 きらぼし銀行(旧新銀行東京)のネット銀行
  • セブン銀行 7&iHDが非連結に進めるといっている
  • 大和ネクスト銀行 大和証券と連携している
  • みんなの銀行 福岡フィナンシャルグループ傘下

実店舗でネットにも強いというと

  • スルガ銀行  投資ローンの偽装問題で再建中

この中から複数の交渉をしているのかもしれない。セブン銀行は買収しやすいと思うがドコモが考える銀行サービスとはあってないと思うので他からかな。

住信SBIネット銀行の株価

報道のあった3月1日より前は徐々に下落しつつも4,100円程度だったが、500円ほど下げている。もともと噂で600円以上上げていたのでそれが戻った、というところだろう。
今後は地道に業績を上げて、株価を上げていってほしい。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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