読売333?テレビを見ていたら飛び込んできた聞きなれないキーワードを調べてみた。
名前の通り、読売新聞社が公表する新しい株価指数で、日本の上場銘柄から333社を選んでいる。
読売333 株価指数 2503 出典:読売新聞社 以下同じ
最大の特徴は、「等ウェート型」という算出手法です。日本の全上場銘柄の中から、1日の平均売買代金と浮動株時価総額の上位銘柄を絞り込み、それらを全て同じ比率(約0.3%ずつ) で組み入れます。バブル景気前の1985年11月を起点に1万円で計算を始めたところ、現在の水準は3万4000円前後となります
企業の規模に関係なく同じウェートで指数に反映される。大企業が下げても中小企業が上がっていれば、読売333指数は上げることもあるようだ。
このように、日経平均とは異なるアプローチで指数を計算する。日経平均と異なる指数は、JPX日経400、JPXプライム150なんてものもある。
選定ルールは売買代金の上位500社から絞り込んで、333社を選ぶそうだ。
読売333 株価指数 2503
なお最初の選定された333社を見ると以下の特徴があるという。
読売333 株価指数 2503
現時点の構成銘柄はこちらで見ることができる。
これが一番気になるとこと。読売333を信じて行動してよいかどうかを判断するにあたって、日経平均と何が異なるか、だ。
読売333 株価指数 2503
表には特異な日の指数の動きが書かれている。2024年12月4日は相場全体は下げたものの、値がさ株のファストリテーリングが日経平均を押し上げた。このため日経平均は+27円だったが、読売333は全体の相場を反映して-184円となる。
一方で1月27日はDeepSeekにより半導体株が急落した。値がさ株が多い日経平均は-366円になったものの、読売333は+203円となった。
上の例にあるように、一部の値がさ株の動きにとらわれない、全体の動きを指数は反映する。
半導体やAIといったテーマにとらわれない、経済の先行指数としての株価を見たいときには参考になるだろう。
ちなみに日経平均が一時1000円も下げた3月28日は700円ばかり下げている。
日経平均はこの日騰落数が150-1435と売り一色だったので、どちらの指数も同じ傾向を見せたといえそうだ。
自分は日経平均の数字自体はあまりみず、騰落数を参考にしたりすることがある。騰落数と読売333は連動するのかもしれない。
最新の読売333の数値はこちらで確認できる。
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