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【SBI証券】定率による投信の定期売却が2025年以降に開始 先行する楽天証券との比較

   
【SBI証券】定率による投信の定期売却が2025年以降に開始 先行する楽天証券との比較
 

株や投信をやってます、という人の多くは買うことを考えていても売るときのことはあまり考えていない。
いつ、どういう条件になったら売却するか。若いほど売るタイミングは先と考えているだろう。
投信を年金として意識する高年あるいはリタイアしたシニア世代にはまってましたというべき機能がSBI証券でリリースされる。
一方でその機能をすでに提供している楽天証券はどうか。比較してみる。

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SBI証券の発表

投信の定期売却機能は、投信を年金として運用する人には必須の機能だ。年金は通常2か月に1回支給される。年金として積み立てた投信を、年金が支給されない月に売却したら、現役世代の頃に思い描いていた生活を送ることができるだろう。

この機能がないとリタイア後も定期的に資産の状況を見て売却する作業が発生する。年を取るにつれ難しくなる作業も増えてくるだろう。売却など忘れて自分のしたいことに熱中したい人もいると思う。
そういう希望から投信の定期売却機能が生まれたと思う。

SBI証券では長らく特定口座の定額売却を提供してきた。今回の発表ではNISA口座に対応し、定率売却にも対応するという。ただし開始は2025年中という。

SBI証券 投信定期売却 機能拡張 2408

SBI証券 投信定期売却 機能拡張 2408 出典:SBI証券 以下同じ

定額売却は、投信の基準価額に関係なく定額分を売却する。毎月5万円売却する設定であれば、基準価額が変わらなければ残額は毎月5万円ずつ減っていくだろう。
しかし投信も毎日基準価額は変動する。上がれば売却時の口数は少なく、下がれば逆に多く売却することになり、思ったような時期に残高が0円になるとは限らない。この辺りのコントロールが難しいが、得られる売却金額は一定なので使いやすい。

一方で定率売却は残高に対して一定の割合を売却する。1%と設定すれば残高がいくらであっても1%だ。1,000万円なら10万円、100万円なら1万円だ。その時の基準価額によって売却して得られる金額は変動する。
一定金額を年金として得たい要望には応えられない方法になるが、なんとなく資産は長持ちしそうだ。

SBI証券は現在は定額売却のみなので定額売却の説明を下図でしている。なお、口数買付した投信は対応してないそうだ。2025年の改訂で変わるかどうか不明。

SBI証券 投信定期売却 機能拡張 2408

SBI証券 投信定期売却 機能拡張 2408

楽天証券との比較

定率での定期売却を楽天証券はすでに開始している、。もちろん定額もだ。楽天証券はさらに期間指定というものがあり、指定した将来の日付に向けて口数を均等に売却する。定率の変形バージョンだ。

楽天証券 投信定期売却 機能

楽天証券 投信定期売却 機能 出典:楽天証券 以下同じ

楽天証券 投信定期売却 機能

楽天証券 投信定期売却 機能

今の時点ではこの機能は楽天証券が圧勝だ。

SBI証券と楽天所見の機能比較

では、投信の定期売却サービスについて比較してみよう。

1 定額売却

SBI証券 楽天証券
金額買付ファンド ×
積立買付
口数買付 × ×
対応口座 特定口座、NISA(2025年中)
申込金額 1,000円以上 1,000円以上

2 定率売却

SBI証券 楽天証券
金額買付ファンド ×(2025年対応予定) ×
積立買付 ×(2025年対応予定)
口数買付 × ×
対応口座 特定口座、NISA(2025年中)
申込率 未定 0.1%~50%、0.1%単位

3 期間指定売却

SBI証券 楽天証券
金額買付ファンド × ×
積立買付 ×
口数買付 × ×
対応口座 特定口座、NISA(2025年中)
申込期間の指定 × 終了年月の指定

対応口座、その他

SBI証券 楽天証券
対応口座 特定、NISA(2025年中) 一般、特定、NISA、法人
その他 他社からの移管も対応 積み立て設定がある投信は指定不可

まとめ

リタイアを意識しだしたらこういうサービスが欲しくなると思うが、株をやっている人が60歳で株もリタイアするとは思えない。
70歳過ぎたら必要なのかな。でも今の70歳は元気だ。そう考えると80歳以上に欲しい機能だろうか。

そんな先のことまで考えてられないな。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。
他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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