よく読むと、同じ銘柄についての制約ですね。S株でのデイトレードを規制する目的かな。
SBI証券の単元未満株売買であるS株に売買の回数制限が設定される。2024年7月27日の発注分から。
SBI証券の単元未満株の売買はS株と呼ばれている。単元が100株の銘柄なら、1~99株を買いたい場合はS株で買うことになる。
通常の単元株の売買と異なり、指値で買えないという制限があったが、さらに制限か加わる。
今まではS株の売買回数に制限がなかったものが、下記時間帯ごとに売買が各1回に制限される。
この4つの時間帯について、売りも買いも1つずつしか発注できないという。
現行制度なら株価の下落を見て、S株をいくつも発注することができた。主に下落時に買い増しする時だ。
これができなくなる。
おそらくだが、S株はそのままでは証券取引所で発注できない。ある程度の数をまとめて、証券会社が単元株として売買する。
不足があれば証券会社の名義で売買するのだろう。
昨今の株高により、S株で売買する需要が多くなり、それをまとめて売買する作業コストが無視できなくなったのではないだろうか。
価格は指値ではないものの、手数料は新NISA口座を開設していれば無料だ。SBI証券に入る手数料は実際の売買の価額と顧客に提示する科学の差額だけだ。
単元未満株を手数料無料で提供しているのは、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券が提供している。楽天証券は手数料の代わりにスプレッドを徴収している。
マネックス証券は買付のみ無料で売却は手数料がある。auカブコム証券は積み立てだけ無料だった。
このように4社ともに単元未満株の手数料は再び徴収へと向かっているように思える。新NISAバブルはもう終わったか。
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