【指数構成銘柄入替】JPXプライム150指数が銘柄を入替 意外なあの会社が組み入れへ
東証に上場する姪柄で作る指数はいくつかあるが、JPXプライム150というものは知らなかった。その指数が構成銘柄の入れ替えをするという。
JPX総研の発表
ロイターによれば、JPX総研が「JPXプライム150指数」の定期入れ替えの対象銘柄を発表したそうだ。
新たにトヨタ自動車、ソフトバンクグループなど20銘柄を採用し、商船三井など19銘柄を除外する。新しい構成銘柄による指数の算出・公表は8月30日から行われる。
- 組入は以下の銘柄
- 2222 寿スピリッツ
- 3923 ラクス
- 4194 ビジョナル
- 4613 関西ペイント
- 4980 デクセリアルズ
- 6417 SANKYO
- 6544 ジャパンエレベーターサービスホールディングス
- 6701 日本電気
- 7203 トヨタ自動車
- 7936 アシックス
- 8015 豊田通商
- 8053 住友商事
- 8058 三菱商事
- 8630 SOMPOホールディングス
- 8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス
- 8801 三井不動産
- 8802 三菱地所
- 8830 住友不動産
- 9552 M&A総研ホールディングス
- 9984 ソフトバンクグループ –
除外は以下の銘柄
- 2175 エス・エム・エス
- 4502 武田薬品工業
- 4587 ペプチドリーム
- 4686 ジャストシステム
- 4751 サイバーエージェント
- 4928 ノエビアホールディングス
- 4974 タカラバイオ
- 5384 フジミインコーポレーテッド
- 5423 東京製鐵
- 6055 ジャパンマテリアル
- 6460 セガサミーホールディングス
- 6963 ローム
- 6966 三井ハイテック
- 8876 リログループ
- 8919 カチタス
- 9101 日本郵船
- 9104 商船三井
- 9107 川崎汽船
- 9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス
現状の構成銘柄はこちらを参照。(PDFをダウンロードする)
トヨタが組み入れられてなかったの?
え、トヨタやソフトバンクが入ってなかったの?これは意外。
というのも、この指数は、PBR(株価純資産倍率)が1倍超という条件がある。
ほほう。
JPXプライム150指数は、資本収益性と市場評価の2つの観点から、価値創造が推定される日本企業を選定する趣旨で昨年7月から算出が始まった。日本株市場の魅力向上への寄与を目指す考え。
現時点では、野村証券と大和証券がJPXプライム150指数を連動対象とする上場投資信託(ETF)などを運用している。
まだできて1年の指数だから参照する投信、ETFは少ないようだ。
銘柄変更で指数連動の投信が売買をすると株価に反映されるのだが、そこまで影響はなさそうだ。
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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。
他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。