三菱UFJ銀行が昨年発生した貸金庫の窃盗事件について新たな発表をした。
なんとやめると思っていた貸金庫を継続するそうだ。
三菱UFJ銀行の貸金庫問題の記事はこちら。
三菱UFJ銀行の半沢頭取は、1日に全国銀行協会の会長に就任した。その会見の中で、三菱UFJ銀行の貸金庫問題について話が出た。
三菱UFJ銀行 貸金庫ビジネス 2504 出典:日経
1年前は貸金庫で窃盗が発生するなんて思ってもみなかった。窃盗事件が発生し、貸金庫ビジネスの存続が注目されていた。
日経によれば、
三菱UFJ銀行の貸金庫サービスについて「セキュリティーを強化したうえでビジネスを継続していく」と述べた。貸金庫を巡っては三菱UFJ銀やみずほ銀行などで元行員が顧客の資産を窃取する事案が明らかになっている。
三菱UFJ銀の貸金庫サービスについては、利用者数が減少傾向にあるものの「災害対策や安全対策を目的に貴重品を安全に保管したいという声が寄せられている」という。「ニーズが相応にあることから貸金庫ビジネスを継続する方向性は固めている」と話した。
ここからは想像だが、貸金庫の需要があるとはいえ露呈した問題をそのままで継続することはできない。
これはすでに銀行が方針を出している。予備のカギは本部で管理するそうだ。
これは客の管理になるが、定期的に確認する、中身をスマホのカメラなどで撮影するなどの自衛が必要だ。
みずほ銀行も貸金庫からの窃盗があったことを明らかにした。みずほ銀行はどうするのだろうか?
中小の体力のない銀行では継続が難しいかもしれない。利用者は限定的であり、銀行にとっては上顧客へのサービス程度の意味しかない。
22世紀にはなくなっているビジネスなのかもしれない。
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