健康食品や化粧品でおなじみのファンケル(4921)に対して、大手飲料メーカーで健康関連事業を強化しているキリンHD(2503)がTOBを開始したがすると発表した。TOBは8月28日まで延長。
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ファンケルに対する期待が高いのか、TOB開始後もTOB価格の2,690円を超えた株価が続いた。7月末からの暴落で下げたが、キリンはこのままではTOBが完了できないと判断したのだろう。価格を2,800円に引き上げた。
TOBを成立させるには資金が必要なのだが、開始時に計算した価格よりも上がってしまうと、損益分岐点が狂ってしまう。
先ごろあったCFロジを佐川が買った時も、吊り上がった株価に懸念が広がった。
個人がオークションで熱くなって価格を釣り上げているわけではないので、綿密な裏付けの計算が合ってTOB価格は産出されていると思う。
ファンケルを買収したことでキリンの経営が傾いたら本末転倒だ。
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