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【イオン】株式を1:3に分割 新100株からも株主優待を利用可能に

   
【イオン】株式を1:3に分割 新100株からも株主優待を利用可能に
 

総合スーパーマーケットのイオン(8267)が1:3の株式分割を発表した。
株価5000円くらいの企業には分割の圧力がかかっている。次はどこだろう。

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イオンの発表

イオンは8月31日時点の株主に対して、1:3の分割を行うと発表した。
自分は100株持っているので、9月からは300株になる。

イオン 株式分割 2506

イオン 株式分割 2506 出典:イオン 以下同じ

これに合わせて増配も発表された。従来は中間(8月)に20円、期末(2月)に20円の予想だったが、期末が分割されているので1株7円になる。分割前なら21円なので1円の増配だ。

イオン 株式分割 2506

イオン 株式分割 2506

気になる株主優待

従来は100株以上で提供された株主優待。分割すると分割前総統の株数が必要な企業もあったが、イオンはどうだろう。

イオン 株式分割 2506

イオン 株式分割 2506

イオンはオーナーズカードを提供して利用時に所有株数に応じた還元率で年2回キャッシュバックしてくれる。普段からイオンのスーパーマーケットを使う人にはお得なサービスだ。

消費者のことを思う企業だけに、新100株から提供される。ただし現行の100株(新300株)の水準ではなく新たに199株までが1%、299株までが2%の還元になる。

イオン 株式分割 2506

イオン 株式分割 2506

新300株以上の還元率は従来のままだ。長期保有の優待については現行の500株、新1,500株からも提供されるようになる。

多くの企業が持ち合い解消により、安定した株主を求めている。株主優待により安定して保有してくれる個人株主が持ち合い株の代わりに期待されている。
一時は絶滅が危惧された株主優待がこんなにも復活した。オリックスも復活しないかな。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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