スーパーマーケットやショッピングモールを運営するイオン(8267)の株価が一転下落しそうだ。12日に発表された1Q連結決算では純利益が71%も減っている。
その原因を見ていこう。
前回の記事はこちら。
半年前は好調な決算だった。値上げとPB商品の投入により売り上げが上がったそうだ。
2025年2月1Q連結決算が発表された。合わせて2025年2月の決算予想も公表されている。
1Q | 年間予想 | |
営業収益 | 2兆4,492億円 +5.4% | 10兆円 +4.7% |
当期利益 | 51億円 -71.1% | 460億円 +2.9% |
前年同期比で利益が71%も減ったとなると一大事。何が起きたのだろう。
イオンは正社員、パート社員関係なく賃上げを実施した。また一部のPB商品は安定供給のめどが立ったとして値下げしている。
これらにより、コストが増加したため利益を圧迫したようだ。
しかしこれらは利用する消費者やそこで働く労働者のことを考えれば適切な施策と考えられる。短期的には利益を減らしても循環して売り上げが増える要因になり、再度利益を確保できるようになるだろう。
そう考えているのか、通期の2025年度3月期の当期利益は460億円、前年よりも2.9%増と予想している。
最初の四半期が終わったばかりなので、この予想の信ぴょう性はまだ高くないと考えるが、
決算発表は市場が閉じた後だったので、株価には反映されていない。
上記理由での利益の減少(赤字ではない)ので、短期的に下がっても再度上昇すると思う。
3月頃は3,700円前後だったが、その後下げている。昨年末の3,000円まで下げることがあるかどうか。
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