ネット通販から始まり、金融、モバイル、野球にサッカーと手広く事業を展開する楽天G(4755)が決算2025年12月期Q1決算を発表。
赤字が続くがいつ黒字に戻るのか。
楽天は12月締めで決算をしているので、他社が2024年度決算を発表しているが楽天は2025年度Q1の決算だ。
資料はこちら。
楽天G 2025年度Q1決算 出典:楽天G 以下同じ
1Qの連結決算は、
売上収益 5,627億円 前年同期比+9.6%
営業利益 -154億円
当期利益 -735億円
増収だが引き続き赤字だ。2024年度Q1と比較すると利益の赤字幅は拡大している。また今年度も無配確定かな。現時点では未確定だそうだ。
KDDI 2024年度通期決算
楽天グループの決算資料を読むといつも何か条件がある前提での表記になっている気がしてならない。
今回の決算では、固定資産税を除いて楽天モバイルのEBITDAは黒字になったそうだ。
楽天G 2025年度Q1決算
黒字になったことは喜ばしいのだが、あれ、固定資産税って除外していいのだっけ?
また、KDDIが進めるStarLinkによる衛星電話とは異なり、AST Space Mobileのシステムを使って衛星通話を提供する。こちらはこれから衛星を打ち上げるそうだ。計画通りに進めばいいが。
楽天G 2025年度Q1決算
楽天は独自のLLMを使って出店者向けにAIサービスを提供しているようだが、もちろん社内でも活用している。
かなり先を言っているように思える。内容をどこかで紹介していないかな。
楽天G 2025年度Q1決算
トランプ関税が影響するか?について、ネットサービスは影響なしという。製造業ではないのでまあそうだろう。
楽天G 2025年度Q1決算
最近の楽天グループの成長の原動力は金融だ。楽天カード、銀行、証券とがっちりとユーザの生活に食い込んでいる。
これら3つの事業はどれも成長著しい。まだまだ成長が見込まれそうだ。
楽天G 2025年度Q1決算
明確な数字では出していないが、決算短信では売上収益を2桁成長させる見込みと書かれている。
売り上げはこの1Q決算でも上げているが、問題は利益だ。赤字幅が拡大していることはいただけない。
モバイル事業がその原因と思われ、数々の施策を打ってやっと黒字化まで持ってきた。この先モバイル事業が他の赤字事業を補う役割になるのはいつになるだろうか。
赤字拡大を嫌気して、決算発表の翌日は60円余り下げ、翌日も下げた。発表資料はまるで増収増益のように思える勢いを感じるが、実は赤字なのだ。地道に考えられた赤字をなくす施策を聞きたいところだ。
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