連日テレビで報道されるフジテレビと元タレントの問題。
1月27日は楽しみにしていたドラマ2本が飛ばされて、10時間超の会見となった。この会見を最初にやっていれば10時間にはならなかっただろうに。
何もかも後手に回る経営陣の手腕は、この修正した業績を守ることはできるのだろうか?
フジテレビと元タレントの事件についてはここでは書くまでもないだろうから書かない。
最初の1月17日の会見以降、CMを撤退する企業が続出し今や80社になるという。普通にフジテレビのチャンネルでテレビをつけてもACジャパンの代替CMしか見ることがない。
こういうのは今までは天災のときだけだったと思う。いっそCMの時間も番組にすればいいのにと思っていたら、夜中なのにサザエさんの次回の予告をやったりと、誰が見るのだろうという状況。
混乱しているのは間違いないが、ジワジワと4月以降の番組改編にも影響しているようだ。すでに春の音楽のスペシャル番組は中止となったそうだ。制作費に余裕がないとか。
スペシャル番組のように1回だけの番組でさえ、製作費の問題で開催できないとなると、レギュラーで流す番組の多くは作れないのではないかな。
どこかに書いてあったが、丸一日再放送だけを流すテレビ局になってしまうのかもしれない。
そういえば最近のテレビはドラマなどのコンテンツをネット配信してそこでも広告収入を得るという。TVerなどは使っていないので知らないが、フジテレビのドラマにはCMが付いているのだろうか。
またコンテンツを海外にもっていく方が厄介だ。海外の企業は当然だがコンプライアンスは厳格だ。今回のコンプライアンス問題を重視して、フジテレビのドラマの海外配信を快くやってくれる事業者はないだろう。
地上波もだめ、ネット配信もダメとなると、フジテレビの生命線である広告収入はどこから入るのか?解決するまではどこからもないのだろう。
そんな状況からなのか、親会社のフジメディアHDが業績の修正を発表した。
通期の業績見込みは以下のようになっている。
売上高 5,983億円 → 5,482億円 -8.4%
経常利益 404億円 → 241億円 -40.3%
純利益 290億円 → 98億円 -66%
利益は200億円と吹っ飛んだ。1月17日のダメダメな会見のおかげで200億円が吹っ飛び、2025年度の復活はいまだ見えていない。
3月まで広告収入なし、という想定で計算した数字だろうから、赤字転落はなさそうだが、2025年度のいつ解決するか、CMが戻ってくるのはいつかで2025年度が赤字転落になるかどうかが決まってくると思う。
仮に丸一日再放送しかしないテレビ局になったとしたら、放送免許を与え続けるのだろうか。もしそうなったら潔く返上するしかないだろう。
フジテレビは好きな番組が数多くあるので、早く正常な状態に戻ってほしいものだが、そのためには経営陣の総入れ替えは必須だろう。
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