EVの売り上げが予想を下回ることになって売り物がなく経営が悪化している日産(7201)。
ホンダとの経営統合の噂が出てきた。実現すれば世界販売800万台の3位になる。
EVは世界的に広まっている。しかしEVへの加速的なシフトが最近ではちょっと変わってきた。USやヨーロッパではガソリン車やHVでもいいんじゃないかという風潮になってきた。
日産の決算が悪いことは以前書いている。
ホンダはソニーと提携して、EVへ出ていこうとしているが、まだ主力はガソリン車、HVだ。おかげで日産と同じ状況ではない。
まだ元気な方のホンダに対して、日産は夏に提携していたが、それをさらに進めて経営統合するようだ。
週明けにも発表の予定らしい。
自動車大手のホンダと日産自動車が経営統合へ向けた協議を始めることで調整に入った。三菱自動車も合流する方針。いずれも早ければ週明けにも発表する見通し。統合が実現すれば、世界販売台数が約800万台となる世界3位のグループが誕生する。
背景には安くなった株価から、買収される危機にあるという点があるようだ。
日産とホンダは車に対する哲学がかなり異なる。
ホンダが創業者から始まる哲学があるのに対して、日産は節操がない、というのが自分のイメージだ。
ホンダ車は買いたい車があるけど、日産にはない。ゴーン改革ですっかり日本のメーカーではなくなったという感もあり、誰に対していりたいのかわからないメーカーというイメージだ。
ただEVについてはいろいろ先進的な動きがあった。
今回、日産はEVへの投資が裏目になり、倒産、買収される危機に瀕している。
外資に買収されるならホンダと統合を選ぶのだろう。
ホンダから見れば遅れているEVへのテコ入れができる。
でもそれは2社が統合して2社以上の大きさになるのではなく、1社の大きさに縮まるように思える。弱者連合だ。
この先は大きなリストラが待っているようにしか思えない。
日本には自動車メーカがちょっと多いのだろう。そろそろ整理する時期になったのかもしれない。
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