日立から独立し昨秋IPOを果たしたKOKUSAI ELECTRIC(6525)の株を持つKKRがPOを検討しているとニュースが流れ、7月11日に証券会社からPOのお知らせが来ている。
しかしいつも使うネット証券からは来ないのでどうしたのかなと調べた。
KOKUSAI ELECTRICは、元は日立国際電気。日立からのスピンオフにより独立し、昨秋にIPOで上場した。IPOに応募したがなかなか当たらないなぁ。
KOKUSAI ELECTRICの事業は半導体製造における成膜装置。日本は半導体製品はこの30年で壊滅してしまったが、半導体を作る製造装置は依然として高いシェアを持つ。
東京エレクトロンやレーザテックもそういう一角だ。KOKUSAI ELECTRICも半導体製造になくては困る装置を作っている会社で、当面は株価は上げ調子だろうと踏んでいた。
スピンオフ時に資金を出したファンドが大株主として残っている。筆頭はUSのKKRだ。43%もの株を保有している。
このKKRが株価の上昇を見て売却に動いた。
三菱UFJモルガンスタンレー証券のWEBに掲載されている。
条件決定日は7月24日、ディスカウント率は3~5%とある。7月12日の終値が5,420円なので、最安で5,100円前後か。
申込は100株単位とあり、50万円以上の資金が必要だ。
いつも使っているネット証券から全くお知らせがない。扱いがないのかな?
KOKUSAI ELECTRICのIR情報のページを見ると、扱う証券会社は以下のようになっている。
野村證券株式会社、SMBC日興証券株式会社、みずほ証券株式会社、大和証券株式会社、ゴールドマン・サックス証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社及びモルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
自分は多くの証券会社に口座を持っているが、手数料の高さから最近は実店舗をもつこういう証券会社は利用していない。これらで購入するとNISAに入れることもできないし、移管しても特定口座のままだ。
手数料が気にならないくらいに資産が多ければ買うかもしれないけど、ちょっと無理かな。
5月6月に一時的な調整があったものの基本は右肩上がりだ。背景にはNVidiaの株価上昇など半導体バブルがあるだろう。
NANDフラッシュの価格が底をうち、上昇に転じている。当面は上昇を続けそうだ。
7月12日の終値は5,420円。
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