決算が続く。今回はMUFGと楽天。MUFGは好決算、楽天は赤字幅を縮小。
日本の3メガバンクの1つ。複数の銀行が合併し、銀行再編のトリガーを引いた。利益1兆円を超える企業だ。
2025年3月期Q2の連結決算は、
経常収益 6兆8,603億円 前年同期比+21.1%
当期利益 1兆2,582億円 前年同期比+35.7%
IR情報を見ていく。
通期予想は以下のようになった。
当期利益 1兆7,500億円 前回予想から+16.6%
好決算を受けて、配当を増加。前期は41円だったが、10円増配して60円の予想。
楽天グループの2024年12月期Q3決算は、前期同様に赤字。ただし赤字幅は狭待っている。
売上高 1兆6,176億円 前年同期比+8.5%
当期利益 -1,504億円 前年同期から580億円の改善
楽天の赤字の原因はモバイル事業だが、ここ最近の加入者増と設備投資の一服で黒字化が見えてきた。今は812万回線。
営業利益はモバイル事業開始後初の四半期黒字化を達成。
一方でQ3の連結売上収益は過去最高の5,667億円。金融とモバイル事業が貢献。
また、楽天カードはみずほ銀行との戦略的資本業務提携を発表。みずほをてこに法人営業を伸ばしていくのだろう。
5Gにおける速度は他社と比べて楽天が早いと調査が出ている。これは測定環境にもよるので一概にうのみにできないが、20GBを超えるプランでは最近までは楽天のみが有利だった。
楽天は遠くない時期に黒字に復帰するだろう。EC、モバイル、金融の相乗効果はほかの企業グループを寄せ付けない屈強さがある。
独走態勢を許さないため、他の企業グループも連携を進めている。楽天の優位さがいつまで続くかがポイントだな、
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