ネットの記事で面白いものがあったので紹介する。
2024年によく売れたものと、逆に売れなくなったものがランキングされている。表から投資先を考えるヒントになるかなぁ。
2024年はコロナ禍が明けて1年経っている。このため、コロナ禍下でよく売れたものは売れなくなり、コロナ前に売れていたものが復活しているだろうと予想される。
業種で言えば、被服、レジャー関連の業種が盛り返し、巣篭り需要に支えられた出前サービス、ECサイト、キャンプ用品などは落ち込んでいるだろう。
そういう頭で表を見ていくと意外なアイテムに驚く。早速見ていこう。
1位はなんと靴クリーナー。革靴を履いて出かける機会が増えたのだろうと思ったら、スニーカー用のシートタイプがあるそうだ。
かなり人気が出ているようだから製造している会社の株価はいいのかな。
2位、5位、11位、17位は美容関係のもの。マスクを外して外に出る機会が増えたので外見を気にする人が増えたのだろう。
3位の米は言うまでもない。昨年夏からの高値と、地震、豪雨が続いて品薄になったためのようだ。10位の米飯類にも影響を与えていると思われる。
同様に野菜の高値があったので、価格が安定している冷凍野菜に人気が出たのだろう。6位、23位に冷凍ものが入っている。
7位の強心剤はなぜ増えたのか?
9位の玩具メーカー菓子は食玩と思うが、何か人気の品があったのかな。
15位の鎮咳去痰剤はなぜ増えたのだろう。コロナは依然とあるし、マイコプラズマも流行したので薬局で買う人がいたのかな。
意外なのは18位、20位、24位の洗濯関連のもの。外出機会が増えて選択回数が増えたということかな。
食品と雑貨に分けてリストになっている。先ほどのリストになかった下位のアイテムがある。
20位のノンアコール飲料は最近のブームかな。
30位のチョコレートは価格高騰のためだろう。
16位の殺虫剤は何だろう。窓を開けて虫が入ってきたのだろうか。
18位の日焼け止めは、普段の外出とレジャーだろう。
26位のキャットフードは、コロナ中に飼いだした猫のためだろうか。最近は犬より猫が好まれるという。
27位のトイレットペーパーは謎だ。
コロナ中に使われたものが順当に売れなくなってる。
1位の検査薬、2位のマスク、9位の体温計、10位の殺菌消毒剤はそうだろう。
一方で5位の新ジャンルはビールと思うが、税制が変わったためメリットがなくなったため売れなくなったと思う。わからないのは23位の焼酎だが、これも税金かな。
健康に気を付ける、4位の海藻サラダ、8位のビネガードリンクはアルコールに変わったのかな。
14位のガラスクリーナー、15位の住居用ワックス、19位のパイプクリーナーは、コロナで家の掃除をやっていた回数が増えていたものが、戻ったのだろうな。
こうしてみると、予想から大きく外れたものはなかった。家にこもって使っていたものを買わなくなり、外に出かけるためのものを買うようになっている。
注意すべきは税金の変更で安く、あるいは高くなったものがあり、また天候や天災のため価格高騰により買う価格が高くなってしまったもの。
税金は元に戻ることはないだろうから一定になると思うが、天候、天災はまた元に戻るのだろうか。インフレにより価格が高止まりすれば順位が高いままとなり、消費者の生活に重しになりそうだ。
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