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【NISA】NISA口座の 利用状況に関する調査結果の公表 2025年6月

   
【NISA】NISA口座の 利用状況に関する調査結果の公表 2025年6月

金融庁が9月末に発表した、6月末時点のNISA口座の利用状況に関する調査結果についての考察。

金融庁の発表

新NISAが始まって1年半。夏には今後の改良についての意見が発表されていた。

今後の改良はまだわからないが、6月末時短のNISA口座の状況が発表された。

詳細なデータはこちら。

以下は元データを加工して話を進める。

買付額

NISA口座全体の買い付け額は10兆5,008億円だそうだ。口座数は2,696万だそうなので、平均は38,950円の買い付けとなる。
この中には10代から80代以上も含まれている。

NISAで買われている商品は上場株式、投信、ETF、REITの4種類だが、以下のような金額比率になっている。

NISA口座の利用状況に関する調査結果

NISA口座の利用状況に関する調査結果


米金融庁の情報から作成 以下同じ

多いのは投信で、64%に及ぶ。積み立て投信はおよそ3.1兆円だがこれがすべて投信なので、全体の1/3は投信で確定しており、なおかつ積み立て投資枠で買えない投信があるので、全体の64%が投信ということなのだろう。

NISA口座の利用状況に関する調査結果

NISA口座の利用状況に関する調査結果

年代別で買い付け金額を調べると、このグラフになる。30~60代が20%前後を占めており、20代以下、70代以上は少なくなる。
口座数は30~60代では大きな差はないので、若い人も還暦前の世代も同じように投資に対する意思があるようだ。

成長投資枠

NISA口座の利用状況に関する調査結果

NISA口座の利用状況に関する調査結果


成長投資枠の身で見た、買い付け商品の割合だ。ほぼ株と投信で分け合っている。ETFやREITは人気がないようだ。

NISA口座の利用状況に関する調査結果

NISA口座の利用状況に関する調査結果


成長投資枠の年代別の買い付け額を、年代別のNISA口座数で割った、口座当たりの成長投資枠の買い付け額を比較した。
口座数も買付額も年代間で大きな差はないはずなのだが、口座当たりの買い付け金額でみると60~70代が35万円超と大きい。30代は23万円程度と10万円ほどの差だ、

積み立て投資枠

NISA口座の利用状況に関する調査結果

NISA口座の利用状況に関する調査結果


同様につみたて投資枠の年代別の買い付け額を、年代別のNISA口座数で割った、口座当たりのつみたて投資枠の買い付け額を比較した。
これは成長投資枠と逆行して、若い年代ほど多くの資金を使っているようだ。30代は14万円を超えている。
一方で70代は成長投資枠は35万円を超えている一方でつみたて投資枠は5万円程度と大きな差がある。
積み立てのように時間がかかる方法は高齢世代では使いにくい。自然と比較的短期な銘柄を成長投資枠で使うのだろう。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。 他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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