IT関連、特にAIに関する銘柄はChat GPTの登場からとどまることを知らない上げ相場が続いている。
そんな銘柄の一つ、PKSHA(3993)がマイクロソフトと協業を発表し、株価を上げている。
PHSHAはAIサービスを開発する企業だ。2012年設立でコンタクトセンターのソリューションなどを提供している。
NVidiaの株価爆上りが示すように、AI関連の企業の株価は全般的に上がっている。PKSHA以外にもAIに関するものは銘柄を探されているのだろうか。
USでのポケトークがよく売れていることにより、ソースネクスト(4344)が大きく上げたのも、そんなAI関連の一つだろう。
PKSHAが大きな発表をした。
詳細はPR Timesでリリースされているが、ここではAIの詳細には踏み込まない。
PKSHAの発表では、日本マイクロソフトと共同で、日英大規模言語モデルを開発するということだ。マイクロソフトはChat GPTを提供するOpen AIに投資しているので、もしかしたらChat GPTの技術が使われるのかな?そんなことはさすがにないか。
大規模言語モデル、LLMとは、簡単に言えばテキスト生成AIを作り出すのに必要な概念だ。LLMを適切に作ることでより広い分野を、より速い速度で、より深い知識を基にした回答を作り出すことができる。
PKSHAは開発するLLMをコンタクトセンターに使うという。おそらく回答をAIが用意して人間がそれを見て回答する、あるいは合成した音声で人間が介在することなくコンタクトセンター業務をこなせるようにするのかもしれない。
PKSHAの株価は3月頭にいったん天井になり下げていたが、この発表で上げている。3月29日の終値は5460円。
自分はコロナ開始後に半値以下のころにいくらかかっているが、最近は高すぎて買えない。でも今回の発表で一段ステージが上がるのかもしれない。
なお、ダイアモンドZAIの付録に掲載されている理論株価はかなり低い。期待先行の企業といえる。
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