今年3月でクレカ利用時に紙に署名する方法が廃止になると聞いた。最近はタッチ決済がだんだん多くなっている。
タッチ決済は電子マネーのように使える上にチャージ不要なので便利だ。その特性を生かして鉄道への乗車にSUICAの代わりに使う方法が徐々に増えている。
三井住友カードでは対象の鉄道にスマホでタッチ決済で乗車すると最大7%のVpointo 還元をするキャンペーンを開催中。2025年5月31日まで。
SUICAなど電子マネーが出てきたときあ、電子マネーはクレカの補完的な立場だった。高額な決済はクレカのままで、少額の場合は電子マネーを使うという具合だ。
スマホに電子マネーを搭載できるようになってもこの構図はあまり変わらなかった。
大きく変わったのはQRコード決済の登場からか。
QRコード決済は電子マネー事業者と別の事業者が始めており、あっという間にシェアをかっさらった。電子マネーを使う人はそれでないと困るからという用途だけになり、例えば鉄道はQRコード決済に対応していないのでSUICAを使うしかない。
一方でnanacoは7イレブンでメリットがあるから使っても、EdyはQRコードで代替できるのでかなり長く使っていない。
電子マネーの先細りが見える中、クレカ自体に電子マネーのような機能を搭載したものが出た。タッチ決済機能だ。
別のカードやアプリを持つことなく、クレカだけで利用できる。スマホに入れることも可能なので、電子マネーのような使い方が可能だ。
QRコード決済に対する、クレカの逆襲が始まった。
買い物でも便利なタッチ決済だが、専用の端末を用意したことにより電車に乗車することも可能になった。これで訪日外国人がSUICAを買わなくてもそのまま電車に乗車できるようになる。問題があるとしたらまだすべての鉄道事業者が対応していないし、すべての改札口も対応していない。
そんな中で普及を図ろうとしているのだろう。三井住友カードが対応する鉄道事業者での乗車に対して最大7%のVポイントを付与するキャンペーンを開始。
三井住友カード タッチ決済 鉄道 2503 出典:三井住友カード 以下同じ
三井住友カード発行のVISAカードに連携したスマホでタッチ決済した場合に最大7%が適用される。
2025年5月31日まで。
Mastercardは対象外。連携元のクレカでタッチ決済して乗車できるがこの場合のポイントは最大1.5%になる。
ANAカードなどの提携カードはどうやら対象外のようだ。
三井住友カード タッチ決済 鉄道 2503
関東だけ紹介すると、以下の鉄道が対象。他は下のボタンから詳細ページで確認を。
乗車はタッチ決済だけで降車が対応していない駅だった場合は現金で清算することになる。この場合はキャンペーンの対象外。
今回は鉄道だけが対象で、路線バス、空港・高速バスなどは対象とならない。
ポイント付与は最大1,000ポイント。家族カード分も含まれる。
特典は7月末までに付与されるそうだ。
詳細は下のボタンから詳細ページで参照を。
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