決算前にイオン(8267)の株価が上がり、時価総額が7&iHD(3382)を超えたそうだ。イオンが好調な一方で7&iHDはコンビニ専業でやっていくための仕組みの再構築からだ。このまま首位逆転は続くのだろうか。
イオンも7&iHDも小売業であり、数年前まではデパート、スーパーマーケット、ファミレスなどいろいろな企業を抱えた7&i HDの時価総額は大きなもので、イオンはなかなか及ばなかった。
インフレに転じた経済の中でPB商品を売るスーパーマーケット事業が好調なイオンに対し、買収や物言う株主の影響でポートフォリオを手放し凋落の一途をたどる7&iHD。
そしてとうとう時価総額が逆転した。
イオン 7&iHD 時価総額逆転 2508 出典:ブルームバーグ
イオンの時価総額が21日、総合スーパー事業を持つ小売大手で長年トップを走ってきたセブン&アイ・ホールディングスを抜き、首位の座に踊り出た。個人株主を重視した株主構成が奏功し、グループ再編への期待も株価を押し上げている。
同日の終値をベースでの時価総額は、イオンが5兆1922億円でセブン&アイの5兆1766億円を上回った。セブン&アイが現在の持ち株会社を発足させた2005年以降で初めてのことだ。
この記事でも触れられているが、イオンは個人株主が多く、7&iHDは昨年から株主優待を始めたくらいで割合は少ない。
イオンの個人株主比率が3割なのに対し、セブン&アイは1割と大きな差がある。「お客さま株主」をスローガンに掲げ、株主優待などを活用して顧客を株主に取り込んできた。個人株主を対象とした株主懇談会を開くなど対話にも積極的だ。9月には1株を3株にする株式分割を予定しており、さらに投資のハードルを下げる。
イオンの株主優待は買い物をすると現金やWAONポイントで還元されるものだ。株数が多いと還元率が上がる。
一方で7&i HDは昨年から株主優待を始めたものの、商品券だ。長期保有しても100株では年間2,500円分だ。
株主が得られる利回りもこういう差が出ている。
イオンの躍進が続く中、ダークホースのトライアル+西友の出方次第で激変しそうな状況だ。
7&i HDは大きく戦略を誤ったようにしか思えない。すべて前の経営陣の問題と思うが、今の経営陣が立て直せるかわからない。
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