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【金利上昇】住宅ローン金利も上昇へ 2024年8月金利状況

   
【金利上昇】住宅ローン金利も上昇へ 2024年8月金利状況
 

7月末の日銀の政策金利引き上げにより、預金の金利が上がる見込みだ。0.001%という利息があるのかないのかわからない時代は遠くになりつつある。
しかし、いいことばかりではない。貸すときにいただく金利が上がるだけでなく借りるときの金利も上がる。代表格は住宅ローンだ。
日銀の政策金利引き上げにより各銀行は短期プライムレートを引き上げると発表している。

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日銀の政策金利引き上げ

7月末に日銀の政策金利はそれまでの0.1%程度から0.25%に引き上げられた。
それにより今後銀行の預金利息は上がるだろう。8月頭の預金金利の調査はこちら。

一方で政策金利引き上げは銀行が貸す際の金利の上昇も意味する。直近で変動するものは短期プライムレート、短プラだ。
短プラに基づいて住宅ローンの変動金利は決まる。このためそう遠くない時期に変動金利は上がる。
住宅ローンを組む8割9割の人が変動金利を利用という。多くの人の生活に直撃するので見ていこう。

住宅ローンの金利状況

すべての銀行を網羅するのは難しいので、自分が使う銀行を中心に変動金利を調べた。

イオン銀行

0.38%。5月に調べた時と変わっていない。
ちなみに固定10年なら1.5%~。

auじぶん銀行

0.329%。5月は0.319%だった。借り換えなら今も0.319%だそうだ。
ちなみに固定10年なら1.315%。

SBI新生銀行

手数料定率型で0.42%。定額型で0.65%。定額型は初期費用を抑えられるそうだ。
ちなみに固定10年なら0.95%~。

オリックス銀行

3.675%。オリックス銀行は金利が高いが、これは不動産投資ローンにも使えるから。住宅ローンはいろいろなサービスを使ってもらうために金利を押さえるが、オリックス銀行はそういうユーザは求めてないようだ。

住信SBIネット銀行

2.875%。ここも高めだ。
ちなみに固定10年なら3.26%。

スルガ銀行

マイル付きの住宅ローンをANA支店で提供している。
2.075%~3.875%。ここも他行よりも高い。
不思議なのだが固定5年の金利は逆転しており、1.8%だ。

ソニー銀行

変動セレクト住宅ローンで0.597%。
ちなみに固定10年なら1.904%。(新規なら1.504%)

楽天銀行

0.733~1.383%。
ちなみに固定10年なら1.904%。

メガバンク

メガバンクなどは9月から短プラの金利を上げるそうだ。住宅ローンは8月から上がる。
三菱UFJ銀行 2.475% (優遇でここから下がる)
三井住友銀行 2.475% (優遇でここから下がる)
みずほ銀行 0.375%~

これから住宅ローンを組む場合の適切な金利

自分は今までに自宅の住み替えをしたりで住宅ローンを数行から利用している。統合により今はなくなった銀行もある。
今契約している住宅ローンは10年位になるが、当面低金利が続くと思えていたので固定期間なしの変動金利だ。その読み通りにこの10年は低金利で、余分な利息を払うことなく元本を減らして行けた。
しかし今後は金利上昇で返済金額が上がるだろう。実際に7月に来た半年間の返済予定をみたら、金利が0.1%上がっていた。

今は金利が上昇局面なので、固定金利にする方が将来の不安定要素をなくせそうだ。一方で5年以内に返すめどが立っているなら変動金利でもいいだろう。
5年以上の返済の予定であれば、5年固定、10年固定にして、終了時に上がった金利をみて変動金利で進めるか、他行に借り換えてまた固定5年、10年とするか。その時の金利次第だろうか。

全期間固定というのは昔はあったが、今は銀行では見かけない。変動金利の安さにひかれてはやらなかったためだ。
今後の金利が1%、5%と上がっていくと信じる人は前期間固定金利でもいいだろう。ソニー銀行は全機関ではないが固定20年超で2.62%というプランを用意している。
みずほ銀行は珍しく、30年以上の期間の固定金利がある。

住宅ローンを組む人のライフスタイル、収入などによって選ぶ銀行もプランも千差万別だ。大まかに銀行を絞って、あとは銀行担当者との交渉をして相性のいい担当者に当たればラッキーだ。

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著者プロフィール
skyhighblue
本業はソフトウェアエンジニア。2005年頃に低い金利が嫌になり投資を開始。それ以来、ライブドアショック、リーマンショック、ウクライナショックを耐えて市場にまだとどまっている。日本の株主優待優待を中心に古くはBRICs投資、最近ではUSの個別銘柄にも投資。
他にはクレジットカードを用途別に使い分け、ポイ活も実施。常にお得な情報を探し、ふるさと納税も定期的に実施。
 
 

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