HENNGE(4475)から株主総会の案内が来た。なんとリアルな会場はなく、バーチャルだけの開催という。
HENNGEはIT系の会社。クラウドID管理サービスのHENNGE Oneを提供している。
複数のIDを統合管理できるサービスだ。企業では様々なサービスやアプリを使うがたいていは横の連携がなく、個別にID、パスワードを設定する。
非常に面倒だ。
テレワークの普及で需要が急増し、一時は好調だったが、最近は剥落している。5,000円超まで上げた株価は最近は1,000円だ。
コロナ、ウクライナ危機の下げのどこかで提供サービスがユニークだから購入したのだが、今のところは予定が外れてマイナスになっている。
そのうち復調するかと待っているところ。
法律が変わって、株主総会の資料はWEB配布でよいとなったことは知っていた。しばらく前から送られてくる株主総会の資料に同封されていたりした。
どうやら総会自体もリアル開催ではなく、バーチャル開催でよくなったらしい。
HENNGEからの案内は会場はなく、インターネット中継のみと書かれていた。
株を持つ人の年齢層は、今はまだ高齢者層も多いだろう。高齢者はスマホさえ持っていない場合がある。
そういう人に対しては事前質問を電子メールあるいは書面で受け付けるそうだ。しかし総会の資料の送付までは書かれていない。
すべての人がネットにつながる。そういう時代になっていればこんな心配はいらないのだが、ネットにアクセスできない株主の切り捨てになる。
HENNGEは会社に理解のある人だけ株主として残ってほしいのかもしれない。まあ、そういうのもいいんじゃないの。
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