USのファンドであるKKRが富士ソフト(9749)の第1回TOBが成立したと発表したが、早くも第2ラウンドが始まった。
ベインの買い付け価格に対してKKRも第2回TOBの価格を発表。さて、どちらが手中に収めるのか。
前回の記事はこちら。
KKRによる第1回TOBは終了したが、ベインキャピタルによるTOBの発表があり、KKRの動向に注目が集まった。
そしてKKRはベインの買い付け価格を1円上回る買い付け価格を発表している。
ベインは9,450円としていたところ、KKRは9,451円で買い付けるそうだ。
ベインがこのまま黙って去るのか、価格を釣り上げるか。富士ソフトはKKR提案に賛同している。第1回TOBの応募者に対しては釣り上げた買い付け価格との差額を補填するそうだ。
KKRはすでに35%の株を押さえているが、まだ65%がある。ベインが劇的な価格つり上げをすれば逆転の機会はありそうだ。
ただし吊り上がった買取価格はその先のファンドの収益計画に影響があり、富士ソフトに対して非上場後の収益計画が厳しくなるだろう。
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