5月に発生したDMM Bitcoinからの暗号資産の不正流出事件によって、DMM Bitcoinは改善などをやっていたはずだが、どうやら事業として継続はできないという判断になったようだ。同業のSBI VCトレードに顧客資産を移管して2025年3月にも廃業となる。
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しかしながらいまだ原因調査がはっきりした結論が出ないようで、注文を未だ制限しているという。半年も続くのでユーザが減っているのだろう。
このため事業継続は困難と考え、顧客資産はSBI VCトレードに移管して廃業するそうだ。
発表によれば、DMM BitcoinとSBI VCトレードは顧客資産の移管について基本合意に至り、細部を詰めていくようだ。
この結果、2025年3月には移管が完了するという。
資産が減るというようなことはないのだが、暗号資産の取り扱い会社がこうもリスクが高い状況であると考えると、リスク分散のため複数の会社に分けたいと思う人もいるだろう。自分の場合はSBI VCとDMM Bitcoinの2社を使っている。
この体制を維持できなくなるので、SBI VCに不正流出などあれば、暗号資産はやめるしかないだろう。この辺りが株とは違って面倒くさい。
暗号資産にまつわるリスクの話は数値の期に出てくる。まだまだ扱いが難しい投資といえそうだ。
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