ファストフードでおなじみの日本KFC(9873)に対してファンドのカーライルがTOBを開始した。買取価格は6,500円でその価格にサヤ寄せするようにストップ高になった。
日本でケンタッキーフライドチキンを全国展開する日本KFCは、35%を三菱商事が保有する。
ケンタでおなじみのケンタッキーフライドチキンは、鶏肉を揚げた商品を販売する。マクドナルド(2702)がハンバーガーを販売するようにチキンバーガーがあるが、主力はチキンだ。それでも似たような商品構成だ。
マクドナルド同様ににファミリー層を中心に人気のあるケンタも業績が良く、カーライルがTOBをかけた。
カーライルの買取価格は6,500円で、TOB成立後は上場廃止になる。
日本KFCも買収に賛成している。昨今多い敵対的買収と異なっており友好的だ。
どうやら三菱商事は売却したがっていたようで、そこにカーライルが乗った、ということのようだ。
TOBの開始を受けて、発表の翌日の5月22日はストップ高になった。
5月23日の終値は6,480円と買取価格にサヤ寄せしている。TOBの買取は7月9日まで続く。
ほかに買収したい企業が出てこなければこのまま終わるだろう。
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