7&iHD(3382)が売却を進めているイトーヨーカドーなどの保有会社について、複数のファンドが買収を表明していたがUSのベインが優先交渉権を獲得したそうだ。
以前の記事はこちら。
いくつかの企業、ファンドが手をあげたがいったん絞り込んで米ファンドのベインキャピタルとＫＫＲが残った
両社は1兆円前後の買収額を提示したがその後のデューデリでそこまでの価値はないとわかったのかもしれない。
イトーヨーカ堂 ベインキャピタルが売却交渉優先権獲得 出典：日経
セブン&アイ・ホールディングス（HD）がスーパー事業などの売却について米投資ファンドのベインキャピタルに優先交渉権を与える見通しとなったことが22日、わかった。ベインは7000億円超の企業価値を提示したとみられる。
ベインといえば、昨年来続いていた、KKRとの富士ソフトをめぐるTOBの話があった。ベインは結局TOBを実施することなく撤退している。
たぶん正しくはないと思うが、ベインはイトーヨーカ堂の交渉権を得そうだったので、富士ソフトのTOBから撤退したか、
KKRがイトーヨーカ堂の買収に参加できないように富士ソフトのTOB金額を釣り上げさせたか。
真実は中の人しか知らないと思うが、すんなりベインが買収して終わり、とならないのではないかなぁ。
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