健康食品や化粧品でおなじみのファンケル(4921)に対して、大手飲料メーカーで健康関連事業を強化しているキリンHD(2503)がTOBの期間延長を発表した。
前回の延長ではこれ以上はないと断言していたのに、なぜ?TOBは9月11日まで延長。
前回の記事はこちら。
今回はTOB価格は引き上げない。
TOB期間の延長は、日経の記事から引用する。
香港の投資ファンドがファンケルの主要株主になったことに伴い、法令にのっとって期間を延長したとしている。期間の延長は3度目となる。
TOB期間中に主要株主が変わると、法律でTOB期間の延長をしなければいけないのか。知らなかった。
香港の投資ファンドがこの時期に購入した理由はTOB価格のつり上げ、それによる売却益のようだが、キリンはもうTOB価格を引き上げないとしている。
先ごろあったCFロジを佐川が買った時も、吊り上がった株価に見合うのか価値があるかと話題になった。
それを踏まえてキリンはTOB価格を上げないのだろう。
今年はTOBが多いが、買収価格の高騰も問題だ。そこに攻め入るファンドもあるので、買収する企業の資金計画がちゃんとしていないとその後の経営が難しくなりかねない。
続報はこちら。
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